東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」 試合を思い出すキャプテンの表情は、とにかく明るかった。ほとんど見え掛けていた勝利...
は、前橋育英の1人目と3人目をともに完璧なセーブでストップ。チームは大きな勇気を得る。愛工大名電も3人目の壮汰、4人目の陽汰を含めて次々と成功。だが、決めれば勝利が決まる5人目のキッカーが蹴り込んだ軌道は、枠を外れてしまう。
決着は8人目で付いた。中根が蹴った渾身のキックは、相手GKに弾かれる。「僕は全然後悔していないです。陽向が一番苦しいところで蹴ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいですし、選手権に入ってから陽向がスタメンに入って、スタメンから外れた伸真の想いも背負ってくれたと思いますけど、僕が隣にいたのに3年生の想いを背負わせ過ぎてしまったのかなと思います」。蒲地は涙に暮れる1年生に優しく感謝の言葉を掛ける。愛工大名電が続けてきた冬の冒険は、大みそかの2回戦でその行く手を阻まれることになった。「もちろんあれだけ次が見えた中で負けたことは本当に悔しいですし、まだできると勝手に思ってしまっていたので、そこは心にぽっかりと穴が空いてしまっている部分もあるんですけど、前育から2点獲ったことで、少しでも良い印象を与えられたかなと。名電の名を広める意味でも、少しは抵抗できたかなと思っています」。「気持ちはいつもと一緒で入るんですけど、やっぱり勝手に乗らされるというか、入場の時とかちょっと『自分、プロになったんかな』と思うぐらいで、他の大会とはすべてが違いましたし、事前合宿から1週間近く家を離れて、30人の仲間とサ
「去年の名古屋高校さんもそうでしたけど、プレミア相手でもここまで戦えるということが愛知県の選手たちの自信にもなると思いますし、これで中学生もみんな愛知県に残って戦ってくれればいいかなと思います。今大会はウチにとって大きな一歩でした。1勝という高い壁も超えましたし、早い段階で本物のチームと戦えたというのも大きな財産ですし、これが1,2年生の力になっていくといいなと思います」。「宮口先生から昨日の練習の時に『歴史は1つずつじゃなくていいんじゃないか』って、『行けるところまで行ければ、それがオマエらの歴史だよ』という言葉をもらったんです。いろいろなSNSを観ても、『前育だ、前育だ』と書いてあって、『そんなんわかってるよ。誰がどう見ても勝つのは前育やろ』と僕も思ったんですけど、今日の帰りのバスでSNSを見るのを楽しみにしています。『やっぱり、前育だ』は、今日は許容します」
わざわざSNSをチェックするまでもなく、この日の奮闘を見れば、みんながその力を認めていることは間違いない。新たな歴史を逞しく切り拓き、見るものに小さくないインパクトを残した愛工大名電と、キャプテンとしてチームをしなやかに束ねながら、笑顔で「やり切った」と言い切れる蒲地陽汰の素敵な人間性に、心から大きな拍手を送りたい。「群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に『蹴球ヒストリア: 「サッカーに魅入られた同志たち」の幸せな来歴』『高校サッカー 新時代を戦う監督たち』
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