Bokeh Game Studioより、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)2024年11月8日に発売予定の『野狗子: Slitterhead』のレビューをお届け!
中盤からは本作の持つ“怖さ”をじっくりと感じられる物語になっている。そのためホラーが苦手な人も楽しめるし、ホラーを求めている人には独特のホラー感を味わえるような作品になっていた。シリーズで知られる山岡晃氏が手掛けている。本作でも、山岡氏独特のサウンドが盛りだくさんだ。人の掛け声がサンプリング音になっていたり、和風の音、ノイズ系などいろいろな音がサウンドに混ぜ込まれていたりと、聞きどころ満載だった。物語の核となるのは、九龍で突然覚醒した謎の存在・憑鬼。生物に憑依し、意のままにコントロールできる能力を持つ、本作の主人公だ。憑鬼には記憶がなく、自分が何者なのかすら覚えていない。一方、野狗子は人間の姿に擬態して社会に溶け込んでおり、陰で人間を襲ってその脳を食らう恐ろしい存在だ。しかし、その存在は世間に知られておらず、野狗子の捕食行動は猟奇的な連続殺人事件として処理されている。
そんななか、野狗子に襲われた瀕死の少女に、憑鬼が憑依する。すると、少女の力が覚醒。彼女は憑鬼とのシンクロの高い人間“稀少体”であり、憑依されながらも自我を保った状態で憑鬼と会話でき、さらに特別な力を発揮することができた。 そして、ジュリーがふと目を覚ますと、なんと日にちが巻き戻っていた。戸惑いながらも、人々が命を落とす前の時間に戻ることができた憑鬼とジュリー。なぜ時間がループしているのかはネタバレとなるため言及を避けるが、憑鬼たちは人々を助けるため、そして世界の謎へ迫るため、時間を遡行しながら野狗子と戦っていく。ゲームはミッション選択式で、ミッションの合間には登場人物との会話などを経て、新たなミッションが解放されていく。ゲーム進行とともに一部のステージが選べなくなる場合もあるが、過去にクリアーしたステージなども、後からもう一度遊ぶことが可能だ。
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