「SNS強者」自民の落下傘VS.「組織力」頼みの中道 40代4氏が激突する東京23区

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「SNS強者」自民の落下傘VS.「組織力」頼みの中道 40代4氏が激突する東京23区
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東京・町田市がある衆院東京23区は、SNSで人気の元都議が自民党の落下傘候補となり「空中戦」を仕掛け、公明党の支持母体である創価学会や連合といった強固な「組織…

東京・町田市がある衆院東京23区は、SNSで人気の元都議が自民党の落下傘候補となり「空中戦」を仕掛け、公明党の支持母体である創価学会や連合といった強固な「組織力」に支えられる中道改革連合の候補と競り合っている。共産党と参政党を合わせた候補者4人はそろって40代。若々しい各陣営の動きを追った。「SNSを使って、皆さんと対話をさせてください。いろんな媒体で発信します。僕が1人で考えるのではなく、皆さんと考えながら町田を良くしていく。そんな(投開票日までの)12日間にします」テレビ朝日アナウンサー出身で、2013年から東京都墨田区選出の都議を3期務めた。昨年の都議選には立たず、国政進出の機会をうかがっていたが、地元・墨田区を含む衆院東京14区にはベテランの松島みどり首相補佐官がいたことなどもあり、地縁のない町田の地から出馬することを選んだ。川松氏は、選挙戦略について「序盤は支援者と一緒にSNSで支持を広げ、無党派層を取り込む。それから地上部隊の『地上戦』に入る。大物弁士にも数多く入っていただける予定です」と語った。街頭に立つと、撮影機材を手に動画を撮影する支援者も多い。「実はまったく知らない人もいるんですが、ありがたいですね」(川松氏) 衆院選の公示後、オンラインでは注目候補の演説動画を自身のSNSで拡散させ、アクセス数を増やす人が目立つようになった。候補者の人物像が、本人の知らない第三者の手によって広まっていく。そんな時代の流れに乗って、川松氏は活動する。「地上戦」に全力…中道・伊藤氏 川松氏と競り合う中道の前職、伊藤俊輔氏の戦略は対照的だ。選挙戦の序盤から「地上戦」に全力を注ぐ。27日は届け出を終えると小田急町田駅前に向かい、寒空の下、集まった約30人の支援者や聴衆を前に午前10時半すぎから第一声を上げた。衆院議員を長年務めた父親で自民党の伊藤公介氏から引き継いだ地盤で、10年以上選挙を戦い、組織力を培ってきた。しかし、2012年と14年の衆院選は日本維新の会系の政党から出て落選。初当選は希望の党から出た17年。選挙区では敗れたが、比例代表東京ブロックで復活当選を果たした。21年は立憲民主党から出て、再び東京ブロックでの比例復活だった。これら4回の選挙で選挙区を制したのはいずれも、自民党の小倉将信元こども政策担当相だった。伊藤氏は「選挙の相手が誰か、強いとか弱いとかは気にしていない。自分の政策実現のことをきっちり伝えていくことだけを考えている」と語る。支援者には父親の代からの支援者も少なくない。 今回公認された中道は、公示直前に立民と公明が合流してできた。それでも伊藤氏は「二大政党制で自民に代わり得るもう一つの政権政党にしたい」と強調する。選挙戦ではあくまで支援者との対面で地道に支持を訴えかける地上戦に比重を置く。SNSには頼らず、組織戦頼みだ。陣営関係者は「中道という理念の元に一緒にやるだけ。公明は党を挙げて全力で応援する」と語った。そんな自民と中道に割って入る形となったのが、共産新人で町田市選出の元都議、池川友一氏だ。川松氏は都議会での「先輩」に当たるが、「地元・町田のことだったら、私の方が負けないぞ、という思いです」と意気込む。 共産党は21年の衆院選で、立民との「野党共闘」を仕掛け、同年と24年の前回選挙では立民の伊藤氏に一本化し、支援した。そんな伊藤氏とも今回の選挙でぶつかることには「もともと立憲主義や安保法制廃止の問題など市民の求めを受けて共闘してきた。中道の綱領を見ると、そこから軸足がずいぶん移って、足場を失っているようだ」と突き放す。池川氏にSNS戦略を聞いたところ、「自分も若者に広めるツールとしてSNSに力を入れたい。いまは自分で発信するよりも、周りが発信する方が広がっているようですが、SNSが罵倒の場になってしまっている一面もあることには、ちょっと残念に思います」と語った。公示日の午後、参政党新人で会社員の舟見裕貴氏はJR町田駅前の大通りで、こう声を張り上げていた。参政党の神谷宗幣代表は、SNSを駆使した選挙戦も展開しているが、舟見氏は「リアル」な地上戦での訴えにも力を入れている。ターゲットは若者層。「減税・積極財政」「少子化対策」「外国人問題」が訴えの3本柱。「経済を立て直し、賃上げできる環境を整えていけば若者が生活に希望を見い出せ、結果的に人口減少にも歯止めがかけられる。そうすれば外国人労働者は必要なくなる」。選挙戦も中盤に差しかかり、声のトーンが自然に上がっている。.

東京・町田市がある衆院東京23区は、SNSで人気の元都議が自民党の落下傘候補となり「空中戦」を仕掛け、公明党の支持母体である創価学会や連合といった強固な「組織力」に支えられる中道改革連合の候補と競り合っている。共産党と参政党を合わせた候補者4人はそろって40代。若々しい各陣営の動きを追った。「SNSを使って、皆さんと対話をさせてください。いろんな媒体で発信します。僕が1人で考えるのではなく、皆さんと考えながら町田を良くしていく。そんな(投開票日までの)12日間にします」テレビ朝日アナウンサー出身で、2013年から東京都墨田区選出の都議を3期務めた。昨年の都議選には立たず、国政進出の機会をうかがっていたが、地元・墨田区を含む衆院東京14区にはベテランの松島みどり首相補佐官がいたことなどもあり、地縁のない町田の地から出馬することを選んだ。川松氏は、選挙戦略について「序盤は支援者と一緒にSNSで支持を広げ、無党派層を取り込む。それから地上部隊の『地上戦』に入る。大物弁士にも数多く入っていただける予定です」と語った。街頭に立つと、撮影機材を手に動画を撮影する支援者も多い。「実はまったく知らない人もいるんですが、ありがたいですね」(川松氏) 衆院選の公示後、オンラインでは注目候補の演説動画を自身のSNSで拡散させ、アクセス数を増やす人が目立つようになった。候補者の人物像が、本人の知らない第三者の手によって広まっていく。そんな時代の流れに乗って、川松氏は活動する。「地上戦」に全力…中道・伊藤氏 川松氏と競り合う中道の前職、伊藤俊輔氏の戦略は対照的だ。選挙戦の序盤から「地上戦」に全力を注ぐ。27日は届け出を終えると小田急町田駅前に向かい、寒空の下、集まった約30人の支援者や聴衆を前に午前10時半すぎから第一声を上げた。衆院議員を長年務めた父親で自民党の伊藤公介氏から引き継いだ地盤で、10年以上選挙を戦い、組織力を培ってきた。しかし、2012年と14年の衆院選は日本維新の会系の政党から出て落選。初当選は希望の党から出た17年。選挙区では敗れたが、比例代表東京ブロックで復活当選を果たした。21年は立憲民主党から出て、再び東京ブロックでの比例復活だった。これら4回の選挙で選挙区を制したのはいずれも、自民党の小倉将信元こども政策担当相だった。伊藤氏は「選挙の相手が誰か、強いとか弱いとかは気にしていない。自分の政策実現のことをきっちり伝えていくことだけを考えている」と語る。支援者には父親の代からの支援者も少なくない。 今回公認された中道は、公示直前に立民と公明が合流してできた。それでも伊藤氏は「二大政党制で自民に代わり得るもう一つの政権政党にしたい」と強調する。選挙戦ではあくまで支援者との対面で地道に支持を訴えかける地上戦に比重を置く。SNSには頼らず、組織戦頼みだ。陣営関係者は「中道という理念の元に一緒にやるだけ。公明は党を挙げて全力で応援する」と語った。そんな自民と中道に割って入る形となったのが、共産新人で町田市選出の元都議、池川友一氏だ。川松氏は都議会での「先輩」に当たるが、「地元・町田のことだったら、私の方が負けないぞ、という思いです」と意気込む。 共産党は21年の衆院選で、立民との「野党共闘」を仕掛け、同年と24年の前回選挙では立民の伊藤氏に一本化し、支援した。そんな伊藤氏とも今回の選挙でぶつかることには「もともと立憲主義や安保法制廃止の問題など市民の求めを受けて共闘してきた。中道の綱領を見ると、そこから軸足がずいぶん移って、足場を失っているようだ」と突き放す。池川氏にSNS戦略を聞いたところ、「自分も若者に広めるツールとしてSNSに力を入れたい。いまは自分で発信するよりも、周りが発信する方が広がっているようですが、SNSが罵倒の場になってしまっている一面もあることには、ちょっと残念に思います」と語った。公示日の午後、参政党新人で会社員の舟見裕貴氏はJR町田駅前の大通りで、こう声を張り上げていた。参政党の神谷宗幣代表は、SNSを駆使した選挙戦も展開しているが、舟見氏は「リアル」な地上戦での訴えにも力を入れている。ターゲットは若者層。「減税・積極財政」「少子化対策」「外国人問題」が訴えの3本柱。「経済を立て直し、賃上げできる環境を整えていけば若者が生活に希望を見い出せ、結果的に人口減少にも歯止めがかけられる。そうすれば外国人労働者は必要なくなる」。選挙戦も中盤に差しかかり、声のトーンが自然に上がっている。

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