「車で体当たりしてでもヒグマを止めるしかない」地元住民からは強い不安の声が…ヒグマ駆除で“猟銃許可取り消し”渦中のハンターが語ったこと(2024年11月3日)|BIGLOBEニュース

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「車で体当たりしてでもヒグマを止めるしかない」地元住民からは強い不安の声が…ヒグマ駆除で“猟銃許可取り消し”渦中のハンターが語ったこと(2024年11月3日)|BIGLOBEニュース
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〈「ヒグマの駆除はもうできん!」怒りの声を上げる北海道の猟友会…ヒグマ駆除ハンター“猟銃許可取り消し”の衝撃〉から続く「驚きを通り越して呆れた。今後我々はヒグマの駆除はできな…|BIGLOBEニュース

取材者である私は、2017年から銃による狩猟をしているハンターだ。 ヒグマ の駆除に携わったことはないが、狩猟で獲ったことはあり、 ヒグマ についてある程度の経験は持ち合わせている。今回の札幌高裁による判決が妥当なのか、客観的に確かめたいと思い、池上治男氏に取材を申し入れ、問題の現場も見させてもらった。まずはバックストップについて。発砲した場所について斜面を見た瞬間、これをバックストップと言わずして何をバックストップと言うのか、との印象を受けた。弾道方向には建物の屋根は見えず、ストーブの煙突の先端がかろうじて見えるのみだった。斜面は急で、高裁の言う通り、上部に向けて斜度が緩くなっている。しかし斜面最上部から3メートル下がった位置であれば、私としては全く問題ないように感じた。

続いて跳弾ついて。問題となるのは斜面の「素材」と「斜度」だろう。柔らかい土なら銃弾を吸収し、硬いコンクリートなら跳ね返す可能性が高まる。斜面は土で覆われ、ササが生い茂る中に木々が立ち並んでいた。至って普通の、山の斜面だ。高裁は「斜面には草木が繁茂していたほか石も散乱し、跳弾が起こりやすい状況」としていたが、山の斜面に草木が生え、土に石が混じっているのは極めて当然のことだ。斜面に草木が生えて石が混じっていては跳弾の可能性があるとするなら、バックストップがあったとしても誰も発砲できない。 しかし、発砲時の池上氏とヒグマの立ち位置は、池上氏の記憶にあるのみで目撃者はいない。つまり、弾道を精密に割り出すことがそもそも不可能だ。ヒグマの上にあるバックストップは本当に3メートルだったのか、その部分の斜度は何度だったのか、跳弾を浴びたというA氏の正確な立ち位置はどこだったのか。誰も断定はできない。尚、池上氏の発砲により銃が破損したと訴えているA氏にも面会したが「現在上訴中の状況なので、最終的な結論が出るまではコメントを差し控える」とのことだった。今回の判決に対し、北海道猟友会会長の堀江篤氏に話を聞くと、「驚きを通り越して呆れた。高裁の裁判官は、駆除の現場のことを何も分かっていない」という言葉が返ってきた。特に跳弾の危険性については、今回の斜面でダメなら「もはや撃てるところはどこにもない」と言う。

万が一の跳弾の可能性を危険と判断された場合、最も懸念されるのが、箱罠でヒグマを捕獲した際の止め刺し(とどめ)だ。現在、人里近くに出たヒグマの大部分は、金属でできた檻のような構造の箱罠で捕獲されている。罠に入ったヒグマにとどめを刺すのに使われるのが銃だ。檻の隙間に銃口を差し込み、至近距離から頭を撃つなどして、一瞬で命を絶つ。今回の判決からすれば、こうした銃による止め刺しも、「ヒグマを貫通した銃弾が金属の檻にあたって跳弾する可能性がある危険発砲」とみなされてしまうかもしれない。池上氏が敗訴した10月18日以降、砂川市に仕掛けられた駆除用の箱罠の扉は、全て閉じられている。足跡などヒグマの痕跡はあり、確実に民家のそばをヒグマが行き来している状況にもかかわらず、捕獲してもとどめを刺すことができないため、わざと檻に入れないようにしてあるのだ。「家のすぐそばをヒグマが歩いているのを見ることがある。お隣の80代のおばあちゃんは、朝早くから農作業をしている。早朝はヒグマが動く時間帯だからやめた方がいいと言ったが、長年の習慣は変えられないようで、そのうち襲われてしまうのではないかと不安でたまらない」

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