ソニー・ホンダモビリティ株式会社(以下ソニー・ホンダモビリティ)は、2023年10月17日に東京都内で記者会見を開催し、同社のSDV(Software Defined Vehicle)ブランド「AFEELA」(アフィーラ)のプロトタイプ車両を日本で初めてお披露目した。
ソニーとホンダのジョイントベンチャーとして設立されたソニー・ホンダモビリティのAFEELA。三つのA(Autonomy、Augmentation、Affinity)という同社のブランドアイデンティティーを感じてほしい意図から「A」で「FEEL」を挟む形で作られた造語で、2025年の量販車の販売開始を目指して開発が進められている。▲ソニー・ホンダモビリティのAFEELAのプロトタイプ、現時点では製品名やコードネームなどはなくただ「プロトタイプ」とだけ呼ばれている
プロトタイプ車両にはなるものの、短い距離程度であれば自走は可能になっているとのことだが、もちろん公道などを走らせるにはその国の認証などをうけてナンバーを取得しなければならず、そこまでができる試作車ではない。現状は、同社がAFEELAでどのようなユーザー体験を提供するのかをプレゼンテーションする目的で作られているものであり、この車両を発展させたものを提供するというわけではない。 今回展示されていたAFEELAのプロトタイプ車両は、限定された環境でのADAS(先進安全運転機能)レベル3を備えている。ADASの自動運転機能は、メーカーによっても定義が違うのだが、一般的にレベル2以上が何らかの自動運転と考えられており、今現在販売されている市販車に装着されているレベル2ないしはレベル2+では、ACC+と呼ばれるような前の車と一定の距離を取って走行する機能、レーンキープと呼ばれる道路の白線にそってハンドルを維持する機能などが実現されている。
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