年度の変わり目とともに始まったテレビの4月期ドラマが出そろった。リーガル(法律)もの、記憶障害もの…と意外な共通点もある話題作について、芸能メディアの担当記者…
昭和の女学生が法曹を志すのが「虎に翼」なら、令和の女子高校生が弁護士になって暴れ回るのが「JKと六法全書」(テレビ朝日系)。裁判所に牛を連れ込むなど法廷ドラマとしてハチャメチャな演出が笑えるが、供述調書から無罪方向の証拠を巧みに排除する検察への批判など、笑えない現代の不正義にもチクリ。朝ドラで肩身の狭い思いをしている男性陣にもオススメです。なぜか同じように記憶障害を扱っているのが「くるり~誰が私と恋をした?~」(TBS系)、「9ボーダー」(同)、「アンメット
ある脳外科医の日記」(フジテレビ系)。この中では「アンメット」が杉咲花と若葉竜也の真摯で静かな芝居が、記憶は脳がつかさどるとして、心はどこにあるのか?というテーマを浮き上がらせていて見応えがある。ヒロインを巡るサスペンスフルな展開もあり、杉咲の存在感が見事だ。大がかりな雪山ロケに本気度を感じる「ブルーモーメント」(フジ系)は、気象学を駆使して自然災害から人命を救うストーリー。ご都合主義に陥らない骨太の展開で、初回視聴率は令和4年4月期から復活したフジ水10枠で歴代トップ。山下智久の新たな代表作となるか。木村拓哉主演「Believe-君にかける橋-」(テレ朝系)も、竹内涼真、斎藤工、天海祐希ら主演級の共演者の名前を伏せて番組宣伝を始めるなど、開局65周年記念作ならではの気合を感じる。脚本はベテランの井上由美子。主人公が逮捕され、刑務所内から始まる大胆な設定だが、いささか新鮮さには欠けて地味な印象だ。今後、どう展開するのか。
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