「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん(当時77)の不審死から約6年。殺人などの罪で起訴された元妻須藤早貴被告(28)が事件前、別… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
「 紀州のドン・ファン 」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家 野崎幸助 さん(当時77)の不審死から約6年。殺人などの罪で起訴された元妻須藤早貴被告(28)が事件前、別の男性から現金をだまし取ったとする詐欺罪の初公判が10日、和歌山地裁で開かれる。殺人罪の審理は開始の見通しが立たず、黙秘しているとされる被告。法廷で何を語るのか注目される。
金融や酒類販売業などで財を成し、女性関係を赤裸々につづった著書で話題を集めた野崎さんは、2018年2月に被告と結婚。県警などによると、同5月、自宅で倒れた状態で見つかり、体内から致死量を超える覚醒剤成分が検出された。遺体に注射痕はなく、野崎さんがよく飲んでいたというビールの瓶約2000本からも、覚醒剤成分は確認されなかった。 捜査関係者によると、防犯カメラには第三者が出入りする様子は写っておらず、野崎さんは被告と2人きりだったとみられる。県警は21年4月、被告のスマートフォンの「殺害」「覚醒剤」といった検索履歴などを基に逮捕に踏み切り、和歌山地検が起訴した。しかし捜査当局のよりどころは状況証拠だけとみられ、弁護側は全面的に争う可能性が高い。動機の解明も焦点だ。捜査関係者によると、野崎さんは被告に月100万円を渡すことを約束して結婚、事件前に離婚を要求したとされる。一方、殺人で有罪が確定すれば、民法の規定で被告は約13億円に上るとされる遺産を受け取れない。捜査幹部は「被告が覚醒剤を飲ませたという立証が必要だ」と述べた。
起訴状によると、被告は15年3月から16年1月にかけて3回にわたり、札幌市の男性(当時61)から海外留学の準備金などの名目で計約2980万円を詐取。さらに18年5月24日、殺意を持って致死量の覚醒剤を野崎さんに摂取させ、殺害したとしている。今回は殺人事件の公判とは分離され、裁判官3人が審理する。
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