平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」。年下の一条天皇（塩野瑛久）に入内した中宮・定子。演じたのは、高畑充希だ…
平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」。年下の一条天皇（塩野瑛久）に入内した中宮・定子。演じたのは、高畑充希だ。一条天皇に寵愛されたが悲運に見舞われ、21日放送の第28回で第３子出産と同時に命を落とした。美しさと芯の強さを感じさせる唯一無二の中宮を演じきった。定子は、関白・藤原道隆（井浦新）の娘。賢くユーモアがあり、華やかなサロンの中心人物に。しかし道隆が死去し、兄弟が失脚。失意から出家したが、それでも一条天皇に愛されたことで孤独を深めた。15歳から25歳までを演じたが、「短いながらもドラマティックな人生を歩んだ方。生き切ったというか、ゴールテープを切ってバタッみたいな感覚でした」と語る。
しかし、「何かに憧れたり、エネルギーを持ったりする役が圧倒的に多かったので、憧れられる役は初めてに近い経験。推される役の不安がすごくあって、こんな人間は推せないだろうって思われないように頑張らなくちゃいけないとプレッシャーでした」と明かす。
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