大ヒットのミステリー小説「変な家」(飛鳥新社)の著者で、「雨穴(うけつ)」と名乗る仮面のユーチューバーをご存じだろうか。ユーチューブでは一見、気味の悪い動画が…
大ヒットのミステリー小説「変な家」(飛鳥新社)の著者で、「雨穴(うけつ)」と名乗る仮面のユーチューバーをご存じだろうか。ユーチューブでは一見、気味の悪い動画が子供や若者を中心に人気だったが、「変な家」では、家の間取り図からその住人の暗部が暴かれていくという斬新な作風が幅広い年代の心をつかみ、売り上げ100万部突破のベストセラーに。最近、映画化もされ、これも大ヒットしている。仮面の奥から生み出される、そこはかとなく怖い雨穴作品はなぜ今、人の心をつかむのか。本人にインタビューした。 (菅原慎太郎)「ホラーでたびたび、扉のない謎のスペースが題材とされますが、監禁スペースや座敷牢だった…という結末が多いんです。そこに新しいストーリーの着地点を作れないかと思ったのが初めですね。それを物語として形にする上で、松原タニシさんの『事故物件怪談
恐い間取り』や綾辻行人さんの『館』シリーズを参考に自分なりの表現方法を模索し、その結果、完成したのが『変な家』です」「私はもともと、『オモコロ』というウェブメディアのライターで、画像と文を組み合わせ記事を作っていたんです。『変な家』も元はそこに寄稿したフィクションの記事でした。記事が反響を呼び書籍化の話が来たのですが、文学の素養がない自分が正攻法で小説を書いてもプロに勝てるはずがない、どうしようかと。そこでウェブ記事のスタイルで本にしようと決めたんです」「ウェブライターを始めた当時、スーパーでパートをやっていたもので、『知人に見られたら恥ずかしいな』とかいろいろあったんですけど、一番は、記事に匿名性のある人物を出したかったんですね。歌舞伎の黒子のような人間性を排除した存在を出したくて、自分で仮面に黒い生地を着て画像に写ったのが初め。それがユーチューブで『面白い』という人が増えて…」「2019年です。『これから第5世代(5G)移動通信システムで誰でも大容量の動画が見られるようになる』と聞き、画像と文字だけでは見てもらえなくなるのではないかと不安になりまして…。こんなに多くの人が見てくれる
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