「出たときには常に点を取る気持ちで」川崎F瀬川祐輔は怒涛2連弾で一時同点…痛恨敗戦には「勝ち点1は拾わなきゃいけなかった」 ゲキサカ Jリーグ サッカー
川崎Fは試合開始序盤から攻撃の形を作れていたが、得点は重ならず、逆に前半で3失点。ピッチ外で見ていた瀬川も「ビハインドしたときにピッチの中でテンションが下がっているのを感じた」。後半開始からFWマルシーニョに代え、瀬川が投入された。
「僕が出たときには、その勢いをもう一回持ってこれるようにイメージした」。瀬川を含め、後半18分まで4枚の交代カードを切った川崎Fは徐々に攻勢を強める。すると同26分に1点を返した。敵陣付近の右サイドラインからFW家長昭博がスローイン。PA右の深い位置でボールを受けたFW山田新が落とし、さらにMF脇坂泰斗がゴール前に折り返す。「アキさんがスローインを投げそうなときに、シンからヤスまでのイメージが見えていた。ヤスからパスをもらう準備をしていました。自分のいいタイミングで来たので、当たりそこなったんですけど、そこはもう気持ちでなんとかなった」。最後は瀬川がワンタッチでゴールに押し込んだ。 さらに、瀬川はこのゴールから4分後にも再びネットを揺らす。右サイドから脇坂がクロスを上げ、ファーサイドの山田が折り返すと、MF瀬古樹、DF佐々木旭がシュート。しかし相手守備陣のブロックに遭う。こぼれたところに瀬川が詰める。「タツキとアサヒが相手に当てて、逆に冷静になれた。ちゃんとコースを狙って流し込めた」。しっかり右足で決め切った。瀬川は4失点以上に、それを上回る得点を奪えなかったことに課題を語る。「もちろん守備の部分は改善しなきゃいけないけど、きょうに関していえば、結果論ですけど、こっちにも相当チャンスはあった中での3点。その質の部分にこだわってやれればよかった」。そして、結果的に勝ち点ゼロで試合を終えたことにも「「勝ち点1は拾わなきゃいけなかった。あそこで失点してしまうのはよくなかった。誰のせいとかではなく、チーム全体であそこは締めなきゃいけなかった」と肩を落とした。
12日の次節は、首位に立つヴィッセル神戸と対戦。「また見直して、次のビッグマッチに向けて準備しなきゃいけない」。途中出場ながら結果を残す瀬川は「モチベーションとしてはスタメンで出れるようにと毎日練習している。出たときには絶対点を取ろうと、結果を出そうと、得点に絡もうという気持ちで常にやっている」と気を吐く。優勝戦線から遠のくチームの中で、奮闘を誓った。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
明秀日立が誇るアグレッシブなドラマチックタフガイ。DF長谷川幸蔵は“2つのアシスト”で日本一を華麗に演出! | ゲキサカ[8.4 インハイ決勝 桐光学園高 2-2(PK6-7)明秀日立高 花咲スポーツ公園陸上競技場] それはファイナル進出を懸けた準決勝のこと。2点をリードした終盤だった。CKの守備の流れから、もう一度態勢を立て直そうとし...
続きを読む »
負傷交代には懸念も…名古屋MF和泉竜司が聖地国立で決勝アシスト「みんなで取った良いゴール」 | ゲキサカ[8.5 J1第22節 名古屋 1-0 新潟 国立] 名古屋グランパスは前半14分、右サイドを突破したMF和泉竜司のクロスからDF森下龍矢が先制点を奪い、これが国立競技場での勝利につながる決勝点となった。試合後、和泉は...
続きを読む »
「ズカズカと我先に…(笑)」大外から飛び込んだ名古屋DF森下龍矢、国立ビッグマッチで決勝弾 | ゲキサカ[8.5 J1第22節 名古屋 1-0 新潟 国立] 狙いとしていた形で見事に仕留めた。名古屋グランパスは前半14分、右サイドをMF和泉竜司が攻め上がると、鋭いグラウンダークロスに反応したのはDF森下龍矢。反対サイドの...
続きを読む »
パリ世代FW中島大嘉、“桜木花道ヘア”で名古屋デビュー「やるならここしかないかなと」空中戦で決定機も演出 | ゲキサカ[8.5 J1第22節 名古屋 1-0 新潟 国立] パリ五輪世代のエース候補FW中島大嘉がトレードマークの坊主ヘアを真っ赤に染め上げ、聖地・国立競技場で名古屋グランパスデビューを飾った。 カラーリングを入れたのは...
続きを読む »