著書が台湾でベストセラー1位となり、注目されるジル・チャン氏。来日したチャン氏に、Forbes JAPAN編集長藤吉雅春がインタビュー。 →「内向型人間たちのカリスマ」が本誌編集長に打ち明けた、弱さを晒して得たもの
』が台湾でベストセラー1位となり、注目されるジル・チャン氏。日本でも翻訳書が16万部突破の大ヒットとなった。チャン氏はハーバード大学ほかでリーダーシップ・プログラム修了。内向型のリーダーシップ開発にも貢献し、2018年には「ガールズ・イン・テック台湾40アンダー40」を受賞した。
とかく「ものおじせず、絶妙のタイミングで鮮やかに発言する人」「大勢の前でときに笑いを取りながらとうとうと持論を披瀝できる人」が魅力的な人物とされリーダーシップを取っていく社会のなか、チャン氏は、実は内向型にしか牛耳れない領域があること、気配りや慎重さこそが武器になり得ることなどを伝え、大きな共感の嵐を巻き起こしたのだ。 実は、チャン氏とForbes JAPAN編集長藤吉雅春はここ半年間以上、TwitterのDMで親しくやりとりしてきた。チャン氏はそのやりとりを元に、藤吉の少年時代から記者時代のこと、現職に至るまでのストーリーを台湾の新聞に寄稿しているし、逆にForbes JAPAN本誌3月号「私を覚醒させる言葉」にチャン氏は出演した。
来日したチャン氏に、本書の版元・ダイヤモンド社のオフィスで藤吉編集長がインタビュー。台湾に形成されたファンコミュニティーのこと、内向型の「領分」について、読者とのカレンシー(通貨)のやりとりについて聞き、さらには2人の「友情」の発端について語り合った。:あなたの著書は、全米200万部超の著者、スーザン・ケインが「現代の静かな闘士たちの必読書」と絶賛しました。実際に台湾では、この本の読者である「静かな闘士たち」によってファンコミュニティーが形成されましたよね。コミュニティーにはどんなふうに貢献されていますか、また、あなたのファンダムはコミュニティーにどう参加しているのでしょう。私がそこで果たす役割は、このプラットフォームが、すべての内向的な人たちにとって安全でフレンドリーであることを確認することだけです。あくまでもメンバー同士に経験を交換してもらい、互いにサポートし合ってもらいたいのです。そして実際に、メンバー同士の相互作用から大きなパワーが生まれています。
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