平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。一条天皇を演じるのが初の大河ドラマ出演となる塩野瑛久だ。端正な顔立ちに…
平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。一条天皇を演じるのが初の大河ドラマ出演となる塩野瑛久だ。端正な顔立ちに気品あふれる振る舞いで、はまり役と評判だ。中宮・定子(高畑充希)を寵愛し続けた末に、政争に巻き込まれていく。今作への思いを聞いた。高貴な佇まいと繊細な演技から「はまり役」と注目されているが、実はオーディションで射止めた役。制作陣との打ち合わせで一条天皇役と聞き、思わず「すごい大事な役じゃないですか」と反応したという。一条天皇と定子=NHK提供当時の貴族は妾を持つのが当たり前。だが、定子を一途に愛した理由も理解できた。「他の公卿はいかに自分の家の地位を上げるかを考えると思うんですが、帝は一番上。出世のための策略を考えない分、人と人の心の距離感や心の在り方が重要に思えたんじゃないかな」と語る。
涙ながらに訴え、エネルギーをぶつける吉田に対して、塩野は目を赤くし、少し言葉を飲み込んでいるような表情とともに、母親に責められるつらさを表現した。「詮子を愛しているけれど、一条は(円融院に愛されなかった)母親の背景も知っているから、代わりにされている感覚もあった。年齢的にも(10代半ばの)反抗期ぐらいなのでそこも大切に演じました」と語る。「母ちゃん、そんなこと言わないで」という子供っぽい感情も込めたという。出家して中宮の役目を果たせない定子を愛し続けた結果、政治は混乱。政治の安定のため道長の娘・彰子(見上愛)の入内を認めた。定子への愛情について「物語として正解の見え方はなくて、見る人によって違う。僕個人としては、もっと民や政治のことに気を配らないとなって思います。個人の感情で動かれると色々破綻してしまう」。一方で定子からは、「家族やききょう(清少納言)への信頼の強さ」を感じたという。定子は一家繁栄という政治的思惑と一条天皇への愛情の狭間に置かれたが、「定子は、定子の立場で見なくちゃいけないものがある。僕は一方的に思いを乗せるという感覚でいました」。自分たちの一家の繁栄しか考えなかった道
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