「先生の白い嘘」奈緒が公開初日の心境語る、猪狩蒼弥は「この職業に就けてよかった」(舞台挨拶レポート / 写真16枚)

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「先生の白い嘘」奈緒が公開初日の心境語る、猪狩蒼弥は「この職業に就けてよかった」(舞台挨拶レポート / 写真16枚)
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映画「先生の白い嘘」の公開初日舞台挨拶が本日7月5日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介、監督の三木康一郎が登壇した。

昨日7月4日、性的な接触のあるシーンを含む本作が、出演者から要望のあったインティマシーコーディネーターを起用せずに撮影された、という内容のインタビュー記事が掲載され議論を呼んでいた。これを受け、イベントの冒頭には本作の企画・プロデュースを担った稲垣竜一郎が登壇。製作委員会のコメントとして「インティマシーシーンの撮影時は、絵コンテによる事前説明を行い、撮影カメラマンは女性が務め、男性スタッフが退出するなど、細心の注意を払い、不安があれば女性プロデューサーや女性スタッフが本音を伺いますとお話をしていたので、配慮ができていると判断をしておりました。しかしながら(中略)これまでの私どもの認識が誤っていたことをここに申し上げるとともに、製作陣一同、配慮が十分ではなかったことに対し、深く反省をしております」と報告した。その後舞台に登場した三木は「関係者・スタッフ・キャスト、彼らに大きな苦しみを与えてしまったことをこの場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。このような状況でもお集まりいただいた皆さんには感謝しかございません」と挨拶する。奈緒は「上映後ということで、皆さんお気持ちは大丈

「漫画が映像化するということは基本的には光栄なことだ。それでも、自分は自分の描いた作品に無責任すぎたのかもしれないと思う。作品は作品で、描いた人、撮った人、演じた人、個人とは無関係に評価されるべきか。そういう性質のものもあると思う。ただ、自分はこの漫画を描くとき確かに憤っていたのだ。ひとりの人間として、ひとりの友人として、隣人として、何かできることはないかと強い感情を持って描いたのだ。それはある意味特別で、貴重な動機づけだった。いまあんな情動は持てない。 性被害に対し、何を言えるのか、私たちはどんな立場なのか。どんな状況でもそれを明らかにできる場合にしか、明け渡してはいけない作品だったと思う。「こんな原作がなんぼのもんじゃ」と言われるかもしれないが、「なんぼのもんじゃ」と私だけは言ってはいけなかったと思う。自分だけは自分のかつての若い(なま物の)憤りを守り通さねばならなかった。

撮影に際して、参加する役者さんからスタッフに至るまで、この物語が表現しようとしているすべてに個人的な恐怖心や圧力を感じることはないかどうか、性的なシーンや暴力的なシーンが続く中で、彼ら全員が抑圧される箇所がないかどうか、マンガで線と文字で表現する以上の壮絶さが伴うはずだったことに、私は原作者としてノータッチの姿勢を貫いてしまった。原作者として丸投げしてしまったこの責任を強く感じるに至り反省した。あと出しで大変恐縮ではあったが、センシティブなシーンの撮影についてのこと細かな説明を求め、応じてもらった。説明を聞き、一応のところ安心はしたものの、やはりあらゆる意味で遅すぎたし、甘かったと思う。わかりようがないとはいえ、もっともっと強く懸念して念入りに共通確認を取りながら、繊細に進めなくてはならない、そういう原作だった。」

これは、昨年私が記した所信です。文章の公開はしませんでしたが、去年の時点での私の考えでした。今公開を迎えるにあたり、このたびの発言がよくない意味で注目されていることを私はなんとも心苦しく思っている。なぜなら、何かこの作品で誰かが嫌な気持ちを起こすようなことがあれば私にもその責任があるとすでにこのように去年の私は記していたからです。こういう場合、皆一様に「言葉に気を付けなければならなかった。コメントに配慮が足りなかった。対応が配慮に欠けていた」と反省されます。ただ、私が感じる問題はそうではない。問題は、最初から信念を強く持ち合わせていなかったことではないでしょうか。私も、出版社も含め、制作したものたちがあらゆる忖度に負けない信念を首尾一貫して強く持たなかったことを反省すべきなんじゃないか。このことを私は今、私自身に痛感しています。冒頭で言ったように、最大限の配慮や、共通理解を徹底して作るべき作品であること、それを、映画製作側へ働きかけることを私が途中であきらめてしまったことを猛省したのは、主演の奈緒さんの態度に心を打たれたからです。個人的な感想ですが、この映画製作において、一番強かったの

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