24歳の格闘家・鈴木千裕が4日、アゼルバイジャンで行われた格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 7」でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)を破り、RIZINフェザー級王者になった。試合後
いまはやりのトラッシュトークは得意ではない。新王者の得意なことはがむしゃらに練習することと地域貢献活動だ。 そんな鈴木は王座戴冠後のインタビューで「日本の格闘技は不良が輝く時代になっていて、そういう人たちが表舞台に出て、格闘技の質を下げている。真面目にやっている人が報われる格闘技業界を」と訴えた。 そんな「不良やヤンキーが格闘技の質を下げている」を受け、魔裟斗が見解を述べる。 「そうなっちゃうと格闘技の未来がなくなるね。すそ野がしぼんじゃうね。せっかくさ、俺とかが格闘技をスポーツに持っていってすそ野を広げたのにさ、不良のものになってしまうと、親は子どもにやらせたくないからね。そうすると小さなパイになっていって10年後、20年後、(格闘技)人口が減っちゃうんじゃないの(笑)」
さらに自身のK-1ファイター時代を交えながら「自分の子どもを不良の延長上にさ……。不良が更生してスポーツやるならいいけど、俺もヤンチャなころはあったけど、途中から自分のなかで変わってアスリートになっていったからね。K-1という舞台は自分のなかでアスリートの舞台と思ってやってたからね。記者会見のときもそれなりのファッションをしてたしさ。それで、すそ野が広がったんだよね」と振り返った。 その上で「喧嘩自慢」などのコンテンツが流行する現在の格闘技界について「子どもに喧嘩みたいな子をやらせたがる親もたまにはいるよ? パーセンテージで言うと1%もないだろ? それが見えるからはやっているように見えちゃうけど、実際は超縮小だよね」と分析していた。 父親でもある魔裟斗は「ボクシングだと井上尚弥選手とか見てると、親も(自分の子どもに)させたいって人は結構多いんじゃないの。大谷翔平選手みたいにって思うんじゃないの? 俺も錦織圭くんが来たら『エイト(息子)はテニスだ』って思ったもんね。稼げるっていうのはひとつ大事でもあるけどね」と親目線でもコメント。...
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