劇場アニメ「ルックバック」の完成披露舞台挨拶が本日6月1日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優初挑戦でダブル主演を務めた河合優実と吉田美月喜、監督・脚本・キャラクターデザインを担った押山清高が登壇した。
押山曰く、制作は昨日の昼まで続き、完成したのは昨夜。今の心境を「2カ月半ぐらいずっと会社に泊まっていて。ようやく昨日、家の布団で寝ました。あまりに過酷な日々。ずっとハードなトライアスロンをやっていた気持ちです。まだ終わりたて過ぎて、終わった気がしていない(笑)。今日ご覧いただくことでやっと終わった気持ちになれるかなと思ってます」と口にする。一番大変だったことには「圧倒的な物量の作画」を挙げ、「原作は描き込みの多いリアルタッチな絵柄。アニメもできる限り近付けるというのが僕の中ではテーマになっていて。普段のアニメのデザインではやらないような、ニュアンス、タッチで絵が変わってしまうようなところに踏み込んでいます。多くのアニメーションとは違う、異質なものに仕上がっていると思います。大人数で作ると、それはできない。大半を自分で描くことにチャレンジしてしまって、圧倒的な物量になってしまった」と明かした。2021年7月、少年ジャンプ+で発表された際に原作を読んでいたという河合は、その感想を「コマの積み重ねで静かに感動させるマンガに触れたことがなかったので、すごく感動しました。藤本タツキ先生が考えてい
「静かだからこそ、絵力をより感じました。特に印象に残っているのは、藤野が雨の中、走っているのか、スキップなのか、なんなのかしているところ。この表情を切り取るんだとすごく驚いて。そういう力を感じました」と語った。押山は「お二人とも初めてという感じがまったくせず、プロの声優とまったく遜色ないお仕事をされていた。お二人の声を発見できたのが、すごく幸運だった」と声優初挑戦となった2人の芝居を絶賛。河合については「こちらが想像するような藤野の演技の定石から、もう一歩踏み込んだ存在感、ニュアンスを含めるのがすごく上手。オーディションでいろんな方の声を聞いたんですが、明らかに違って輝いていた」と話す。秋田弁の訛りがある京本役の吉田については「早口で秋田弁をしゃべってもらいたくて、かなり練習が必要な状況に追い込んでしまった。でも本番は完璧に仕上がっていてびっくりしました」と述べつつ、「京本は意外と登場シーンが少なくて、セリフも多くない。その短い中でキャラクター性をどう際立たせるかが課題だった。引きこもっていたバックボーンも描かれないまま登場してくる。その見えないところをどう見せていくか。吉田さんの素朴
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