巨人の丸佳浩外野手(35)が1日、スポーツ報知のインタビューに応じ、リードオフマンとしての決意を語った。レギュラー白紙で迎えたプロ17年目の今季は1番に定着し、ここまでリーグ最高出塁率3割9分2厘を
記録。2割1分5厘だった打率はリーグ2位の3割8厘に上昇し、チームを支える。自身の打撃哲学、第3のターニングポイント、そして坂本勇人内野手(35)への思いまで。進化を続ける男が語り尽くした。(取材・構成=井上...
17年目を迎えたプロ野球人生において、2度のターニングポイントがあった。1度目は広島時代に新井宏昌コーチと打撃改造した12年の秋季キャンプ。2度目は今のヒッチ打法を取り入れた15年の秋季キャンプ。そして今年、3度目が訪れたという。交流戦直前の5月下旬、それまで2割前後と打てていなかった右投手への入り方、タイミングの取り方を変えた。 「今はその2つに並ぶと思います。見た感じ、打ち方は変わってないと思いますけど、新しい発見があった。今年、最初は右投手が全く打てなかった。いろいろ考え抜いて、右投手に対しての打席内での入り方を、今までと全く違う考え方にしたら当たった。相手があるので内容は言えないんですけど、こういう入り方もありなんだと。本当に不思議なもので、17年目でもそう思いますよね」「不安とかないんです、マジで。強がりとかじゃなくて。これまでボーンとダメな時が何回かあった。その度にダメなら練習するしかないって考えでずっとやっていたので、今もそれは変わらない。今年、競争してほしいと監督から言われましたけど、いわゆる背水の陣みたいな感じじゃない。ダメな時の方が新しいことに挑戦できる。どうせダメなら今までやってこれなかったことやろうみたいな。これまでも結果、変えたことでうまくいっているから。もうワクワク、ウキウキみたいな。本当そんな感じなんです」「勇人さんは一つしか違わないですけど、雲の上の人。巨人に入って、2000本をはじめ他の記録も見させてもらいましたけど、改めて僕とは残してきたものが違う。勇人さんがあまり数字がついて
ノートにメモすることは配球などを今後に生かすことに加え、もう一つの効果がある。「打てなかった悔しさやイライラだったり、負の気持ちをメモに書くことで消化しているんです。書くことで、つき物が取れたみたいにスーッとする。今年は打ち取られても狙いを持ってぶれずにできているので、『早く書こう、早く書かなきゃ』というのはなくなりましたね。言われるまで気がつかなかったです」。好調の証しはこんなところにも表れている。(井上 信太郎)
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