関係者によると、社名変更を固めた同事務所は、東山紀之(56)や藤島ジュリー景子氏(57)らが登壇した7日の会見後に協議を重ね、「ジャニーズJr.」「関西ジャニーズJr.」の屋号を降ろす方針を固めた。社名変更を正式発表後、Jr.の冠が付いた公式サイトやYouTubeチャンネル、さらに「ジャニーズJr.ランドNEO」(TBSチャンネル1)や「関西ジャニーズJr.のバリバリサウンド」(FM大阪)といった冠番組は名称変更するとみられる。
「ジャニーズJr.」の屋号は、ファン以外にも通じる枕ことばにもなっていたが、人気は絶大でデビュー組にひけを取らない。現在は滝沢秀明氏(41)らがけん引した90年代後半以来の「黄金期」で、今夏には東西グループ12組約200人のメンバーで、大阪・東京の2大ドームツアーを実施。全4公演で、ファン20万人を動員した。関係者によると、Jr.の育成やプロデュースを務める関連会社「ジャニーズアイランド」の社長を務める井ノ原快彦(47)は、Jr.のメンバーや両親を交えた面談を繰り返し、現在の状況や今後の方針などを説明しているという。◆関西ジャニーズJr.内のグループ Aぇ!group Lilかんさい AmBitious Boys be
◆ジャニーズJr. 喜多川氏が作り上げたアイドルの育成・発掘制度で、フォーリーブスや郷ひろみが活躍した1960年代後半から70年代初頭に始まったとされ、50年以上の歴史がある。CDデビューの区切りで、卒業するメンバーが多い。近年では、満22歳到達後、その後の活動継続について事務所と合意に至らない場合は、活動終了する「定年制」も導入されていた。
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