「クルマって必要? でもちょっと気になる…」。SNS世代の若者たちは、自由で多様な価値観を持ちながら
トヨタは以前から、自社商品(つまりトヨタ車)の宣伝だけでなく「免許を取りましょう」「クルマって楽しいし感動するよ」と、自動車カルチャー全体の底上げをさまざまな企画で発信してきた。ガチなクルマ好きである豊田章男会長の強い思いもあり、また「クルマをコモディティ化させないため」という経営戦略も相まって、近年そうした発信はさらに強く深く実施している(もちろん自動車情報専門メディアとしてはこういうトヨタの姿勢は感謝しかないし、全力で応援したい)。
そんななか、近年、若者の間では「クルマという商品」に、「所有」よりも「体験」や「つながり」を重視する傾向が強まっている。そうした潮流の変化から、トヨタを筆頭として各自動車メーカーは、「クルマ=移動手段」という既成概念を超えた提案を続けている。2024年より始動した『クルマの進路相談室』は、Z世代を中⼼とした若年層に対して「はじめてのクルマ選び」に関する新たな視点や気づきを提供する企画。加えて「令和のクルマ選び」で押さえるべき3つのポイント(1/「いくらで売れるのか」考えてみよう!2/重要なのは安全装備!3/⾃分に合った⽀払いプランを⾒つけよう!)を伝える学習動画も公開するなど、はじめてのクルマ選びに役⽴つオリジナルコンテンツなどを配信した。今回トヨタとのコラボ相手となる『SCHOOL OF LOCK!』は、TOKYO...
『9⽉のホライズン』(ハンドルネーム)さんのクルマを使った夢は、「友達とバンドを組んで演奏したい」。⽂化祭で叶えられなかったバンド演奏を実現するため、5⼈のメンバーをスタジオへと導く。そこには、⽂化祭のような装飾が施された特別な空間が⽤意されており、彼らが演奏の夢を叶える瞬間が描かれている。『やよむ』(ハンドルネーム)さんの夢は「親友と海に⾏きたい」。初めてできた親友と卒業が近づいていることを実感しながらクルマで語り合い、海へ向かう2⼈。海に着くと、砂浜を⾛ったり、お互いの好きなところを叫んだりと、⾼校⽣活最後の⻘春が描かれている。卒業証書を渡すシーンでグッときてしまいました。 トヨタはこの企画で、「はじめてのクルマを選ぶこと」が人生の進路を自分で切り拓く経験になることを伝えたいと語っている。「買うべき?借りるべき?」「親に反対されている」「免許を取ったけど運転が怖い」など、今どきの“進路”としてのクルマのリアルな悩みが、番組を通じて共有されていくだろう。