【ニュース】「クマのプーさん」怪物変異ホラーシム『ウィニーズ・ホール』発表。プーさんをミュータント化させてあげる旅路
『ウィニーズ・ホール』はウイルス構築型ローグライトゲームと謳われている。プレイヤーは「クマのプーさん」……の体内に巣食うウイルス。プーさんの細胞を蝕みながら突然変異を引き起こし、宿主であるプーさんを“生き残り”に適した姿へと変えてあげよう。
プーさんの体内はランダム生成マップとして表現。ここで新たな細胞を発見し、リソースを集めながら新たな能力をアンロックしていくそうだ。またプレイヤーはプーさんと共に冒険を繰り広げるといい、道中ではプーさんの仲間たちが立ちはだかることも。彼らはウイルスの“真価”を理解していないため、プレイヤーとプーさんの旅を妨害してくる様子。突然変異を駆使してプーさんを触手や毒を備えた怪物へと変貌させ、これを切り抜けるのだ。 本作を手がけるのはTwice Different。過去にはターン制戦闘のローグライクゲーム『Ring of Pain』を開発。同作はSteamでは本稿執筆時点で2500件以上のユーザーレビューを集め、うち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
ちなみにディズニー映画「くまのプーさん」は、イギリス人作家A.A.ミルンによる1926年の小説「クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)」が原作となっている。小説「クマのプーさん」の著作権保護期間は、2010年代後半から世界各国で順次終了してきた。米国では2022年1月に切れたとされ、プーさんなどの一部原作キャラは二次創作が自由に可能なパブリックドメインと化している。「プー あくまのくまさん(原題:Winnie-the-Pooh: Blood and Honey)」なるプーさんモチーフのホラー映画も誕生。6月23日に国内公開予定となっている。 今回発表された『ウィニーズ・ホール』も、プーさんを原作イメージと異なるホラー作品に用いる動きのひとつといえそうだ。高評価ローグライクゲーム開発元が手がける、ケレン味たっぷりな新作の登場を楽しみにしておこう。ちなみに著作権保護期間が切れたのはあくまでプーさんの原作小説であり、ディズニー映画「くまのプーさん」におけるデザインを模して商用利用した場合はもちろん問題となるだろう。
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