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「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん=当時(77)=に対する殺人罪などで起訴された元妻の須藤早貴被告(28)が、別の男性=当時(61)=から現金計約2980万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた事件で、27日に開かれた第3回公判では被告人質問が行われた。須藤被告は、男性が被告の噓を信じてだまされたという検察の主張に対し、「噓は突っ込みどころ満載で、元銀行員の男性をだませる自信はない。体目当てで金を払うのは愛人関係でよくあること」と真っ向から反論した。被告によると、2人はほどなく「愛人のような関係」に発展。男性が学費などを負担する約束でキャバクラを辞めたといい、「月20万円のお手当と、週に1回くらいカラオケで会うたびに10万円のお小遣いをもらうようになった。会うときには体を触られた」と話す。しかし、被告はこれに飽き足らず、「美容関係の会社社長に認められ、海外留学できる」として準備金などの名目で約1500万円、「学校で出場したコンテストでモデルの髪を傷めた」として慰謝料などの名目で約1175万円を男性に求め、支払ってもらう。今回、詐欺として立件された内容の
金が入れば旅行やブランド品の購入に費やしたというが、金に困っていたわけではない。「男性は資産が何億もあるお金持ち。1千万円くらいは大したことないだろう」と考えており、被告にとって男性は、求めれば求めるだけ金をくれるような存在だった。海外留学の準備をしていたことやモデルとトラブルがあったこと自体は事実だが、話を大幅に誇張したといい、求める金額は「適当に決めた」という。「露骨に金だけを求められるのを嫌がる。キャバクラは噓ありきの世界。夢を見たい、疑似恋愛を楽しみたいタイプと思っていた」。男性は約1500万円という高額な振り込みについても、資料などを確認することはなかったといい、「バレバレの噓に話を合わせてくれたはずだ」と訴えた。被告はこれに対し「男性が噓をついている」と強調。「男性が払った金には、私の体を触る対価と口止め料が含まれている。オレオレ詐欺のように善良な市民から金をだまし取ったわけではない」と憤りを見せ、こう言い放った。
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