ネットスラングやネットミームをパスワードとして使った場合、それがどれだけ強固かをチェックする試みがX(旧Twitter)で流行中だ。
これはパスワードマネージャー「Bitwarden」が提供しているパスワード強度チェックツールを使い、さまざまなネットスラングやネットミームをパスワードとして用いた場合に、どれだけ強固かを診断するというもの。例えば「123456」という単純なパスワードだと、強度は「弱」、解析されるまでの時間は「1秒以内」と診断されるのに対して、ネットスラングとして有名な「くぁwせdrftgyふじこlp」だと、強度は「強」、解析されるまでの時間は「数世紀」と診断されるなど、身近なフレーズがパスワードとしては実は相当強固であるという意外性がウケてか、Xではほかに“ルイズコピペ”を入力したり、般若心経を入力したりと、さまざまなフレーズを試す人が続出している。
日本語の文字を入れるほうが強度が高くなるようだが、実際のサービスのパスワードでは英数字と記号しか使えない場合がほとんどのため意味がないのでは……というツッコミはさておき、こうしたお遊びを通じて強固なパスワードの作り方を学んでいけるようならば、それに越したことはないだろう。なお、Bitwardenによるとこれらはサーバーに送信されずローカルで処理されているそうなので、入力したワードが蓄積され悪用されるといった危険は少ないとみてよさそうだ。
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