ロシアによるドローンとミサイル攻撃でウクライナで多数の死傷者が出た一方、ウクライナはロシア領内の港湾施設や石油インフラをドローンで攻撃し、損害を与えたと発表しました。ロシア国内への攻撃を強化するウクライナの動きと、それに対するロシア側の懸念が浮き彫りになっています。
ウクライナ 各地の当局は3日、 ロシア によるドローンおよび ミサイル攻撃 で、過去1日の間に少なくとも10人が殺害され、少なくとも76人が負傷したと明らかにした。 国内5地域の当局が死者を報告した。
他方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアの2つの港で、ロシアの石油タンカー3隻、巡航ミサイル搭載艦1隻、哨戒艇1隻をドローンで攻撃したと述べた。 ウクライナ空軍は3日、ロシアが一夜で269機のドローンを発射したが、そのうち249機を撃墜または妨害したと発表した。 ドローン19機と弾道ミサイル1発による被害が、15カ所であったほか、ドローン1機の残骸落下による被害もあったという。 ロシア軍は同日、ウクライナが少なくとも334機のドローンを発射し、北西部レニングラード州が集中的に攻撃されたと発表した。
ウクライナはここ数週間、レニングラード州を含む複数地域で、輸出ターミナルなど石油インフラを攻撃している。 一連の攻撃によって、数十億ドル相当のロシアからの石油輸出が影響を受けたとウクライナは主張している。 他方、ゼレンスキー大統領は3日、ロシア・レニングラード州の港湾都市プリモルスクにある石油ターミナルに大きな損害を与えたほか、石油タンカー1隻と哨戒艇1隻を攻撃したと述べた。 攻撃を受けたロシアの3隻目は、カリブル巡航ミサイルの搭載を想定したカラクルト級コルヴェットだったという。
大統領は2隻について、「タンカーは、石油輸送に積極的に使われていた。 今後は使われることはないだろう」と、通信アプリ「テレグラム」に書き込んだ。 この投稿には、艦船用ドローンがタンカー1隻に接近する様子とみられる白黒の映像が添えられていた。 ウクライナによるこうした攻撃の影響を、ロシア当局は重視しない姿勢を維持しているものの、ウクライナのドローンが自国領内の奥深くまで到達している事態を、ロシア政府が懸念している様子が明らかになっている。
ウクライナは、ロシアによる全面侵攻開始から4年以上が経過する中、ロシア国内奥深くへのドローン攻撃を最近強化している。
ウクライナ ロシア ドローン攻撃 ミサイル攻撃 石油インフラ
