兵庫チャンピオンシップで交流重賞の売得金額が歴代最高記録を更新し、ネット投票環境の良さと広告戦略の効果も考慮された。
メーン11Rで 交流重賞 の 兵庫チャンピオンシップ (Jpn2・ダート1400メートル)が行われた6日は、 売得金額 のレコードラッシュとなった。 当競走だけでは2024年の8億7508万2500円→11億9842万8100円に。
これは園田競馬1競走最高売得金額だった2024年12月25日の兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)の9億7004万5200円をも上回った。 さらに1日最高売得金額でも、JBC競走が実施された2008年11月3日の20億5584万900円→23億6334万4800円へ大幅増となった。
ネット投票の環境が約20年前とは比べものにならないほど良くなったこと、日本を代表する名手・武豊が騎乗したことも背景にあるとはいえ、この数字は驚異的。4月1日から新愛称「HUK」(阪神アーバン競馬、姫路アーバン競馬、兵庫アーバン競馬)を導入し、お笑いコンビ「かまいたち」を起用して当競走に特化したテレビCMなどの広告戦略も、大きな要因となったようだ。 兵庫県競馬組合の野口吉浩事務局長は「率直に申し上げて、大変ありがたくうれしい。 いろんな取り組みの成果が出たと捉えています」とファンに感謝。
「新愛称について、いろいろご意見があることは承知しております。 何かを変える場合には、賛否両論が必ずある。 それも含めて、愛していただければ」と、さらに「HUK」を浸透させていく構えだ。 従来の平仮名表記の「そのだけいば」「ひめじけいば」も「HUK」と同じ“愛称”の扱いだった。
発音が同じことからインパクトが薄れていったこと、競馬に造詣が深くない層に園田と姫路で主催者が異なると誤解を招きかねないことが、変更へ至った理由。 愛称が変わっても「園田競馬」は「園田競馬」であり「姫路競馬」は「姫路競馬」のままだ。 主催者としても、ネット投票の充実した環境に決してあぐらをかいているわけではない。 来場者数を増やし、楽しませる取り組みにも熱心だ。15日から始まる関西唯一のナイター競馬開催に合わせ、昨年比2倍となる80万個の電飾で場内を彩る。
同局長は「ナイトスポット、デートスポットとしてもぜひ、ご活用いただきたい」と期待を込める。
「コンテンツがあってこその売上なので、一番は魅力あるレースをどれだけ提供できるか、が大前提ですが、ご来場者様に楽しんでいただくためのコンテンツを、より充実させていきたい。 いろんな世代に向けて、アクションを起こしていく必要があると考えています」と躍起だ。 老若男女がもっと楽しめるスポットになれば、HUKにはまだまだ伸びしろがありそうだ。
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