巨人・阿部監督「焦らず、慌てず」対左投手課題に向き合い前進へ

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巨人・阿部監督「焦らず、慌てず」対左投手課題に向き合い前進へ
巨人阿部慎之助対左投手

巨人の阿部慎之助監督がゴールデンウィークの負け越しを受け、焦らず前進する姿勢を強調。対左投手や得点圏での課題解消に取り組み、若手を多用しながらシーズン序盤の貯金「1」を維持。夏場以降の勝負に向け、着実にチーム力を上げる方針を示した。

巨人の 阿部慎之助 監督(47)が7日、腰を据えて戦う方針を強調した。 ゴールデンウィーク9連戦は3勝6敗でセ・リーグ唯一の負け越し。9連戦では1試合平均2・3得点と打線が課題だが、8日からの中日3連戦(バンテリンD)を前に「焦らず、慌てず、しかないよね」と前を向く。

若手を多く起用しながら貯金「1」。 対左投手や好機での打撃など課題解消にも取り組んでいて、勝負の8、9月へ一歩ずつ前進していく。 悔しい結果となったゴールデンウィークを終え、阿部監督は気持ちを切り替えた。9連戦は広島、阪神、ヤクルトに3カード連続負け越しで3勝6敗。 この間のチーム打率は1割9分、相手先発が左腕の試合は4戦全敗だった。

「焦らず、慌てず、しかないよね。 そんなカンカンカンカン打てるもんじゃないしね」。 課題は成長への良薬と受け止め、今季のスローガン「前進」の通り前を向いた。 ここまで33試合、17勝16敗の貯金「1」でリーグ3位。

首位・阪神を3・5差で追う。 野手では岡本がメジャー移籍し、昨秋に両股関節手術を受けた吉川は4月26日に1軍初昇格。 開幕から多くの若手を使いながら粘り強く戦ってきた。 当初からシーズン序盤の戦いについて「5割でいってくれたら御の字」と掲げていた。

動じる時期ではない。 今季は相手左腕が先発の試合は5勝10敗。 チーム全体の課題となる中で、対左投手の打率は浦田が1割5分2厘、佐々木が1割3分3厘、中山が6分3厘と期待の左打者が、必死にもがいている。

「左対左」が改善できれば出場の幅が広がる。 試合前練習では打撃マシンの球を左投手の軌道に設定したり、センターから逆方向への打撃を徹底するなど工夫。 橋上オフェンスチーフコーチは「急に改善するわけじゃないですから。 根気強く」と長い目で見て助言を送っている。

経験の少ない選手が多い中で、失敗は次への糧になる。

「全員がミスをする。 もう一回失敗していいぞ」と若手のチャレンジ精神を後押しする阿部監督。 劇的な改善は難しくても、先を見て、今できることを積み重ねる。 対左投手だけでなく、得点圏での積極的な打撃の推奨もその一つ。

一歩ずつ向上していければ必ず花が咲くはずだ。 リーグ優勝した24年は33試合終了時点で勝率5割、首位・阪神を2・5差で追っていた。 少しずつ力をつけ、終盤の大混戦を制して頂点に立った。 阿部監督は今季も「やっぱり8月9月をどう乗り切るか」と勝負所の夏場以降にスパートをかける2年ぶりの「Vロード」を思い描く。 そこまでは1つでも多くの貯金を目指しつつ、我慢もしながらチーム力を上げていく。

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巨人 阿部慎之助 対左投手 若手 前進

 

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