日本テレビの番組で、介護や長年の活動を終えた著名人が燃え尽き症候群の体験を語りました。症状や、その影響が最も受けやすい身近な人への感情の向け方について紹介します。
高いモチベーションを保って活動してきた人が意欲や熱意を失い無気力状態になる。 その 燃え尽き症候群 について、2026年4月28日放送の「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)に出演したゲストがそれぞれの体験を披露した。
その「被害」を受けるのは、いつも近くにいる人だという。 体が重い、夜眠れない、怒りをぶつけるエッセイストでタレントの安藤和津さんは12年間実母を在宅介護で支えた。
「介護は見送ることが前提だから、それまでどうやって母と向き合ったらいいか真剣に取り組んでいた」と話す。 夜は2時間おきに痰の吸引、体位交換、オムツ交換をしなければならない。
「睡眠時間はトータルして1日3時間いかなかった。 寝不足だからボーッとしちゃう。 それに精神的なことが積み重なって介護うつになった。 母を見送った後、介護する母がいないから『うつから抜けた』と思ったら、燃え尽き症候群になった」という。
症状は、体が重い、夜眠れない、夫(俳優の奥田瑛二さん)に対して怒りをぶつける。
「夫が大体悪いのよ。 でもいろんなことを思い出して『あの時、銀座に飲みに行っただろう! 』と突然泣き出して、怒ったりした」とつらい日々を振り返った。 一番近くにいる人に感情をむき出しに元AKB48で活躍した「たかみな」こと高橋みなみさんは、以前、AKB48を卒業した時にこの症状に陥った。
それが、また再発したという。
「AKB48が去年(結成)20周年だった。 (記念イベントなどで)1年ウワーッって走って、紅白歌合戦出て、1月1日を迎えた瞬間に全部なくなった。 『久しぶりにこれ(燃え尽き症候群の感覚)来たわ』と思った。 それで何が起きたかというと、やっぱり夫にあたるんですよ。
夫が一番近いところにいるから、ここに感情出せるみたいになっちゃって」夫に対して、「私があんな忙しい時に飲んでたよね」とあたったと言う。 安藤さんも「そう、わかる、わかる」と何度もうなずいた。2人に共通していた「怒りの矛先」。 ずっと聞いていたMCの上田晋也さんは「俺も今月飲みに行くのやめようかな」と話し、スタジオの爆笑をかった。 (ジャーナリスト 佐藤太郎)
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