歌手岩崎宏美(67)が、デビュー50周年記念コンサート「~永遠のありがとう~Grand Finale!」を大阪(4月12日、オリックス劇場)、福島(同18日、… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
歌手 岩崎宏美 (67)が、 デビュー50周年記念コンサート 「~永遠のありがとう~Grand Finale!」を大阪(4月12日、オリックス劇場)、福島(同18日、いわき芸術文化交流館アリオス)、東京(同29日、東京国際フォーラム)で開催する。昨年おおみそかには37年ぶりにNHK紅白歌合戦で「聖母(マドンナ)たちのララバイ」を熱唱し、変わらぬ歌声を披露した岩崎に歌への思いを聞いた。【阪口孝志】 デビューから50周年。この1年は「あっという間でしたね。とても充実した1年で、昨年末には37年ぶりの紅白もありましたし、50周年を記念するセレモニーの1つにもなった。いい1年でした」と充実感をにじませる。 一方で、30周年、40周年の時とは違い、50周年は「こんなに自分に重くのしかかるとは思わなかった」といい、「今回選曲していて、昔の自分の歌を聞けば聞くほど、難しい歌をへっちゃらに歌ってるわけですよ。すごかったんだなって。知らない強み、怖さを知らない」と若き日の自分の姿をうらやんだ。 日本テレビ系オーディション番組「スター誕生!」で見いだされ、75年に「二重唱 (デュエット)」でデビュー。「ロマンス」「聖母たちのララバイ」などが大ヒットし不動の地位を築いた。50年の歌手人生を「強くなりましたよ。それでなくても私、気が強いのに。そうじゃないと、この荒波の芸能界で50年も歌い続けてるって奇跡に近いこと」と振り返る。「相当緊張しましたよ。こんなに歌い続けてきた『聖母たちのララバイ』なのに、こんなに緊張するのかと」。37年ぶりの紅白は様相がすっかり変わり浦島太郎状態だったと笑ったが、出演後は、親交の深いさだまさしのNHK生番組「今夜も生でさだまさし」に転戦。67歳とは思えないくらい元気だ。 その紅白では郷ひろみが卒業した。「すごい立派なステージだったんですよ。思わず『ひろみ君、頑張って』って。リハからすごいエネルギーで頑張ってた。歌ってる途中で1周回るんだから。そんなエネルギーないですよ。本当にかっこよかった。出続けて自分で卒業するっていうことを選んだのも、今までも何回もあったはずなんですよ。それでも、あそこでちゃんと幕を下ろせたのは、彼自身も肩の荷が下りたんじゃないかな」とねぎらった。 大阪公演を行うオリックス劇場は、前身の厚生年金会館時代から慣れ親しんだ場所。MBSラジオ「ヤングタウン」の火曜レギュラーを務めていた時に、やしきたかじんさんやオール阪神・巨人とともに出演したこともある。ヤンタンメンバーには感謝している。「みんなのおかげで関西弁が怖くなった」といい、たかじんさんについては「大阪のお兄ちゃんみたいな感じで、番組が終わってからご飯や飲みにいろんなところに連れてもらった。彼女が時々来てたけど、みんな美人でね」と笑う。歌手人生では、エジプト公演やプラハのドヴォルザークホールで歌唱するなど、多くのことをなし遂げた。今なお歌い続ける理由を聞くと、「辞める理由がないから。耳が聞こえないとか声が出なくなっちゃったとかがあれば、今のところ、私には見当たらない。ありがたいことに元気なので、まだできるかな」 年齢とともに声が出づらくなるのは自然なこと。岩崎にとっても「『ロマンス』は昔のように出ない」とひとごとではない。「裏声使ったりして必死になって歌ってる。一回半音下げて歌ったらロマンスじゃないんですよ。私の歌声だけじゃなくて楽器の音色とともにロマンスなんですよ。だから、必死で歌ってる。50周年の時はほとんどが昔のキーで歌ってるので、身を削りながら」という。 なぜそこまでするのか聞くと「不思議と昔の歌を歌っているときに、ものすごく元気になるの。10代の時のエネルギーが曲とともに私に降り注いでる。だから歌えてると思う。リハではダメと思っても本番はできちゃう。本番になれば親衛隊もいるしね」とファンに感謝した。 人生まだまだ学びだらけだともいう。先日、コンサートを共催した由紀さおりから「4日に一度トレーニングに行って、おうちでできる運動も教えていただいてるのよ」と言われたそうで「私たちは体が楽器ですから、それしかないんだなって。きれいにされてるし、言葉遣いも丁寧ですし、学ぶものがたくさんあって、このグランドフィナーレの前に由紀さんと共演できたのは学びでした。力強い先輩が身近にいるのはうれしい。目標があるっていうのはものすごい学び。由紀さんは『もう1度、カーネギーホールで歌いたい』っておっしゃってた」。一回り年上の由紀から大いに刺激を受けた。 では、岩崎の目標はどこにあるのか。やり残していること、今後やりたいことについては「80歳の『聖母たちのララバイ』はちょっと聞いてみたいですよね。メドレーは歌えないかもしれないけど、朗々と歌えてたら良いな」。震災時など日本に元気がなくなったときに歌い続け、「みんなを支えなきゃいけないって思いで歌ってきたから、特別な魂が宿っている思いがする」という曲だけに思いは深い。由紀から「ばぁばって呼ばせちゃダメよ」と言われ、“ひーちゃん”と呼ばせているという孫は、自身の曲「未来」のフレーズの一部を口ずさめるという。.
歌手岩崎宏美(67)が、デビュー50周年記念コンサート「~永遠のありがとう~Grand Finale!」を大阪(4月12日、オリックス劇場)、福島(同18日、いわき芸術文化交流館アリオス)、東京(同29日、東京国際フォーラム)で開催する。昨年おおみそかには37年ぶりにNHK紅白歌合戦で「聖母(マドンナ)たちのララバイ」を熱唱し、変わらぬ歌声を披露した岩崎に歌への思いを聞いた。【阪口孝志】 デビューから50周年。この1年は「あっという間でしたね。とても充実した1年で、昨年末には37年ぶりの紅白もありましたし、50周年を記念するセレモニーの1つにもなった。いい1年でした」と充実感をにじませる。 一方で、30周年、40周年の時とは違い、50周年は「こんなに自分に重くのしかかるとは思わなかった」といい、「今回選曲していて、昔の自分の歌を聞けば聞くほど、難しい歌をへっちゃらに歌ってるわけですよ。すごかったんだなって。知らない強み、怖さを知らない」と若き日の自分の姿をうらやんだ。 日本テレビ系オーディション番組「スター誕生!」で見いだされ、75年に「二重唱 (デュエット)」でデビュー。「ロマンス」「聖母たちのララバイ」などが大ヒットし不動の地位を築いた。50年の歌手人生を「強くなりましたよ。それでなくても私、気が強いのに。そうじゃないと、この荒波の芸能界で50年も歌い続けてるって奇跡に近いこと」と振り返る。「相当緊張しましたよ。こんなに歌い続けてきた『聖母たちのララバイ』なのに、こんなに緊張するのかと」。37年ぶりの紅白は様相がすっかり変わり浦島太郎状態だったと笑ったが、出演後は、親交の深いさだまさしのNHK生番組「今夜も生でさだまさし」に転戦。67歳とは思えないくらい元気だ。 その紅白では郷ひろみが卒業した。「すごい立派なステージだったんですよ。思わず『ひろみ君、頑張って』って。リハからすごいエネルギーで頑張ってた。歌ってる途中で1周回るんだから。そんなエネルギーないですよ。本当にかっこよかった。出続けて自分で卒業するっていうことを選んだのも、今までも何回もあったはずなんですよ。それでも、あそこでちゃんと幕を下ろせたのは、彼自身も肩の荷が下りたんじゃないかな」とねぎらった。 大阪公演を行うオリックス劇場は、前身の厚生年金会館時代から慣れ親しんだ場所。MBSラジオ「ヤングタウン」の火曜レギュラーを務めていた時に、やしきたかじんさんやオール阪神・巨人とともに出演したこともある。ヤンタンメンバーには感謝している。「みんなのおかげで関西弁が怖くなった」といい、たかじんさんについては「大阪のお兄ちゃんみたいな感じで、番組が終わってからご飯や飲みにいろんなところに連れてもらった。彼女が時々来てたけど、みんな美人でね」と笑う。歌手人生では、エジプト公演やプラハのドヴォルザークホールで歌唱するなど、多くのことをなし遂げた。今なお歌い続ける理由を聞くと、「辞める理由がないから。耳が聞こえないとか声が出なくなっちゃったとかがあれば、今のところ、私には見当たらない。ありがたいことに元気なので、まだできるかな」 年齢とともに声が出づらくなるのは自然なこと。岩崎にとっても「『ロマンス』は昔のように出ない」とひとごとではない。「裏声使ったりして必死になって歌ってる。一回半音下げて歌ったらロマンスじゃないんですよ。私の歌声だけじゃなくて楽器の音色とともにロマンスなんですよ。だから、必死で歌ってる。50周年の時はほとんどが昔のキーで歌ってるので、身を削りながら」という。 なぜそこまでするのか聞くと「不思議と昔の歌を歌っているときに、ものすごく元気になるの。10代の時のエネルギーが曲とともに私に降り注いでる。だから歌えてると思う。リハではダメと思っても本番はできちゃう。本番になれば親衛隊もいるしね」とファンに感謝した。 人生まだまだ学びだらけだともいう。先日、コンサートを共催した由紀さおりから「4日に一度トレーニングに行って、おうちでできる運動も教えていただいてるのよ」と言われたそうで「私たちは体が楽器ですから、それしかないんだなって。きれいにされてるし、言葉遣いも丁寧ですし、学ぶものがたくさんあって、このグランドフィナーレの前に由紀さんと共演できたのは学びでした。力強い先輩が身近にいるのはうれしい。目標があるっていうのはものすごい学び。由紀さんは『もう1度、カーネギーホールで歌いたい』っておっしゃってた」。一回り年上の由紀から大いに刺激を受けた。 では、岩崎の目標はどこにあるのか。やり残していること、今後やりたいことについては「80歳の『聖母たちのララバイ』はちょっと聞いてみたいですよね。メドレーは歌えないかもしれないけど、朗々と歌えてたら良いな」。震災時など日本に元気がなくなったときに歌い続け、「みんなを支えなきゃいけないって思いで歌ってきたから、特別な魂が宿っている思いがする」という曲だけに思いは深い。由紀から「ばぁばって呼ばせちゃダメよ」と言われ、“ひーちゃん”と呼ばせているという孫は、自身の曲「未来」のフレーズの一部を口ずさめるという。
岩崎宏美 デビュー50周年記念コンサート Pagination 2Pages 日刊スポーツ
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