定番スタイルになって久しい、ロングブラウスとデニムのコーディネート。2026年春夏コレクションでは、そのバランスがさらにアップデートされ、より洗練された印象へと進化している。ランウェイから読み解く、6つのスタイルを紹介する。
ここ数シーズン、存在感を放ち続けているロングブラウス。ボリュームスリーブやカットアウト、縦のラインを強調するシルエットは、いまや定番のひとつと言える。2026年春夏、そのムードはさらに洗練された。 ランウェイでもその動きは明確だ。ディオール(DIOR)、ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)、モッシ(MOSSI)は、ゆったりとしたバギージーンズとの組み合わせを提案。とりわけジョナサン・アンダーソンによるディオール初のショーでは、エーテリアルな軽やかさが際立った。一方、ステラ マッカートニーとモッシはテクスチャーや構築性を強調し、より立体的な印象を描き出している。 ロングブラウスに、ゆったりとしたデニム。その掛け合わせが、今季を象徴するバランスとなりそうだ。 色落ちデニムのロングブラウス。バギーとつくる洗練バランス オーストラリア発のアージュ(AJE)は、今季パリ・ファッションウィークで初のランウェイを開催。ブランドの歴史的コードを再解釈し、リラックス感とエレガンスを両立するスタイルを提示した。そのムードを象徴していたのが、色落ちしたブルーデニムのロングブラウスだ。同素材のルーズなジーンズを合わせ、足もとは黒のヒールサンダルで引き締める。ゆったりとしたシルエットに、さりげない緊張感が加わることで、洗練されたバランスが生まれた。 揺れるラッフルを主役に。足もとはフラットで春らしく 構築性と動きを両立させるのは容易ではない。だがモッシは、レイヤードスカートやドレープドレス、ロングブラウスを巧みに重ねることで、そのバランスを軽やかに成立させた。ここ数シーズン続くミニマリズムの潮流を再解釈し、主役に据えたのはシンプルなラッフルブラウス。ワイドジーンズとフラットサンダルを合わせることで、構造と軽やかさが共存する、春らしいスタイルを描き出している。 シアー素材で軽やかに。白のシューズが透明感を添える サラウォン(SARAWONG)が2026年春夏に掲げたテーマは「Nowhere」。存在しない場所という概念を通して、自由であることの意味を探求したコレクションだ。 その象徴となったのが、床をかすめるロング丈のブラウス。花柄をあしらったシアー素材が、軽やかさと流動性を際立たせる。バギーシルエットのスカイブルーデニムがやわらかなラインを描き、全体に穏やかな統一感をもたらした。足もとはホワイトシューズでクリーンにまとめ、透明感のあるバランスに仕上げている。 エレガントなトップを黒の輪郭で引き締めて 自然との共生というテーマをさらに推し進めたステラ マッカートニー。今季は素材の存在感を前面に打ち出し、フェザーやシアリング、スパンコールを纏ったロングブラウスで、有機的な質感を描き出した。 ホワイトのペプラムブラウスにバギージーンズを合わせ、足もとはブラックシューズで引き締める。流動的なフォルムにシャープな輪郭がくわわり、軽やかさのなかに静かな緊張感が宿る。 チェック柄ブラウスを、オックスフォードでプレッピーに アメリカ人写真家ロバート・メープルソープの作品から着想を得たエミリア・ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)は、今季、色彩にフォーカスしたコレクションを披露した。オーバーサイズのロングラインブラウスにストレートデニムを合わせ、足もとはプレッピーなオックスフォードローファーで引き締める。日常着をさりげなく格上げする、端正なバランスが光る。 ハイネック×ボウ。ワントーンコーデにグリーンを添えて ジョナサン・アンダーソンは、かねてより構築的なフォルムを追求してきた。シャープなものから、ほとんど空気を纏うかのような軽やかなものまで。その振り幅は広い。現在率いるディオールでも、その美意識は揺るがない。 デビューコレクションでは歴代デザイナーへのオマージュを捧げつつ、すべてのルックに自身の解釈を織り込んだ。ロングブラウスは流れるようなシルエットにハイネックとボウを添え、彼らしいタイムレスなエレガンスを体現。トーンを揃えたバギーデニムと、グリーンのチェック柄パンプスが、全体を端正に引き締める。 Text: Michel Mejía Adaptation: Saori Yoshida From: VOGUE.
MX READ MORE ストリートから自由へ 自分軸で纏うデニム 永遠の定番デニムブランド10の魅力を深掘り!ジーンズの正しい洗い方も伝授 2026年春夏、“本命買い”の4大デニムトレンド── 最旬ストレート、スキニー、バギー、ジョーツの着こなしはランウェイがお手本に ロングスカート×ブーツでつくる70年代ムード。2026年冬の正解スタイル4選 2026年冬は「白デニム×ブーツ」が新定番スタイルに。90年代ミニマリズムの再解釈へ 時代を超えて愛される、“名品ブーツ”5選。今季はレトロ×モダンが鍵! Vogueエディターおすすめ記事が届く── ニュースレターに登録
ディオール / Dior ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン / Jonathan William Anderson ステラ マッカートニー / Stella Mccartney エミリア・ウィックステッド / Emilia Wickstead アージュ / Aje 2026春夏 トレンド / 2026 Spring Summer Trend
United States Latest News, United States Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
ソロ活動5周年記念!鞘師里保がビルボード公演開催、Rei&DURDNがゲスト出演鞘師里保のソロ活動5周年を記念したライブ「RIHO SAYASHI Billboard Live 2026」が5月6日に東京・ビルボードライブ東京にて開催される。
Read more »
2026年にRyzenでゲーミングPCを自作するなら、マザーボードとグラボとケースはこの組み合わせが正解。徹底した白とケーブル排除で初心者でも組みやすい! (1/3)2026年、ゲーミングPCを組みたい人におすすめのマザーボードが「MAG X870E TOMAHAWK MAX WIFI PZ」。清潔感あふれるホワイト&シルバーカラーで、背面コネクタ仕様のため見た目もスッキリ。高機能チップセットモデルで拡張性も十分だ。
Read more »
超特急「REAL?」ツアーで刻んだ真の存在証明「15年かけるべきだった」8号車とともに新たなステージへ(ライブレポート / 写真17枚)超特急のアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?」が昨日2月21日に東京・国立代々木競技場第一体育館でツアーファイナルを迎えた。
Read more »
2026年おすすめの個人年金保険、専門家(FP)が評価した最新ランキング1位は?顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、専門家(ファイナンシャルプランナー)40人が評価した最新「2026年 個人年金保険(専門家評価)ランキン…
Read more »
2シリーズ、フルモデルチェンジで10ベスト・カーに選出! 試乗で分かった5つの魅力BMWの新型2シリーズが、2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベスト・カーに選出。試乗した筆者が、その魅力を5つのポイントで解説。コンパクトなボディサイズ、待望のAndroid Auto対応、洗練されたデザインなど、その実力に迫ります。
Read more »
新型BMW 2シリーズが2025-2026年日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト・カーに選出、その魅力とは?BMWのコンパクトモデル、2シリーズがフルモデルチェンジを果たし、2025-2026年日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベスト・カーに選出。筆者が試乗し、その魅力を5つのポイントで解説。サイズ感、Android Auto対応など、実用性と走行性能を両立した理由を紐解く。
Read more »
