ZoomのAI機能「AI Companion」はWeb会議の枠を超え、日程調整や対面会議、他社ツール連携へと領域を広げている。本稿ではIT管理者が押さえるべき5つの実践的チップスを、設定手順やROIの可視化手法と合わせて解説する。
これまでZoomの「AI Companion」によるミーティング要約は、Web会議内の会話を整理し、ネクストステップを参加者名(バイネーム)で抽出する機能として提供されてきた。
この利便性を対面環境にも拡張するのが、モバイルアプリから利用できるAI Companionの対面会議要約機能だ。 スマートフォンでアプリを開き、マイクのアイコンをタップしてレコーダーを起動するだけで、対面の会話をAIが日本語で文字に起こし、議事録を自動生成する。 完了したメモは、Zoomアプリ内の「メモ」タブ、またはウェブポータルの「個人」>「メモ」に格納される。 対面における話者の特定も、事前に音声プロファイルを登録しておくことで識別が可能だ。
本機能は管理者設定の「AI Companionによるメモ(Notes)」に関する項目から有効化できる。
「手打ちで作成したメモと、AIによって自動生成されたメモを一元管理できます。 情報を整理する時にも便利な機能です」 例えば「3つあるアジェンダのうち、1つ目だけ集中して聞きたい」といった場合、特定のアジェンダの進行中のみマイノートを起動して要約させるといった使い方も可能だ。 完了したメモは、Zoom Workplaceアプリ内の「メモ」タブに集約される。 会議の質を高めるアプローチとして、ZVC JAPANの孫 彗智氏は「アジェンダ共有機能」と「Zoom ホワイトボード」の連携を紹介した。
アジェンダ作成時、AI Companionに過去のミーティングを参照させ、推奨される議題を提案させられる。 会議中はZoomドキュメントが画面右側に立ち上がり、参加者全員でアジェンダを見ながら進行、共同編集が可能となる。 ホワイトボードの活用に関しては、過去の会議データを参照して図解を作成するデモが実施された。 デモでは、「Zoom Phone」のコールキュー(外線電話の自動振り分け)設定について話し合った過去のミーティングを検索し、AIに「内容を分かりやすくまとめて」と指示することで、議論のポイントやアクションアイテムが文字で抽出された。
続いて「想定されるコールキューの構成を書いて」とプロンプトを入力すると、AIが会議内容に基づいたフローチャートをホワイトボードに生成する様子が紹介された。
「Microsoft Teams」や「Google Meet」の会議に対しても、ZoomのAI Companionを参加させられる。 孫氏はこの機能を「異なるツールを跨いでの情報共有を効率的にする活用例」と話した。 カレンダー連携済みの状態で他社ツールからの招待を受けると、「AI Companionを招待する」オプションが利用可能になる。 これを有効にすると、他社の会議開始時にZoom AI Companionがユーザーとして待機室に現れる。
ホストが参加を許可すれば、ZoomのAIが他社プラットフォームでの会議内容を自動的に記録、要約する。 IT管理者がこの機能を許可する場合、ウェブポータルの「アカウント管理」>「アカウント設定」>「AI Companion」タブを開き、「サードパーティーのミーティングプラットフォームで AI Companion の機能を使用することを許可する」というトグルをオンにする必要がある。 IT部門が直面する効果測定の壁に対し、Zoom Workplaceの「ダッシュボード」内にある「AI Companion アナリティクス」が有効だ。
ここではミーティング要約の導入率や、アクティブユーザー数をグラフで視覚的に確認できる。 AIを活用することで生み出された「時間的価値」についても、「AIによって節約された推定時間」としてダッシュボードで数値化される。 これは、ユーザーが要約を閲覧した回数や作成されたコンテンツ量に基づき、手動で作業した場合と比較してどれほどの時間が削減されたかを算出する指標だ。
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