2018-19競技規則のVAR(ビデオアシスタントレフェリー)に関する項目が改正され、介入対象が大幅に拡大。誤った2枚目の警告による退場、反対チームの反則に対する誤ったカード提示、ゴールキックとすべき場合のコーナーキック判定が追加された。さらに、交代時間制限や、負傷選手の試合復帰に関する新たなルールも導入される。スローインとゴールキックにも時間制限が設けられた。
2018-19 競技規則 に VAR の項目が追加されてから初めて介入対象の大きな拡大が行われる。これまでは「ゴール、PK、一発退場、人間違いのカード提示」の4事象が対象だったが「誤った2枚目の警告による退場」と「反対側のチームが反則していた場合の誤ったカード提示」が追加。また、大会側の判断で「ゴールキックとすべき場合のコーナーキック判定」も VAR の介入対象に追加できる。 これまで2枚目の警告に関しては、 VAR チェック対象の増加に伴う中断の頻発が懸念されるなどして対象外だった。だが、最近ではセリエAでユベントスDFがインテル戦で判定ミスにより、2枚目の警告を受けて退場する事象が発生するなど物議を醸す判定もあった。 そうしたなかでIFABは2枚目の警告が誤っていた場合、 VAR が介入してイエローカードとともに退場処分を取り消すことができるように改正することを決議。もっともイエローカードは主観的な判断要素がより強いため、ピエルルイジ・コリーナFIFA審判委員長はIFAB年次総会後の記者会見で、判定ミスの明らかな間違いとなる証拠がある場合が対象だと強調した。「反対側のチームが反則していた場合の誤ったカード提示」については、今季のJ1百年構想リーグのアビスパ福岡対ファジアーノ岡山で、岡山の選手がファウルをしたとして与えられた警告が福岡のファウルで福岡の選手へと対象者が変更される事象があった。現在は VAR の介入対象外のため主審と副審が協議して判定が変更されていたが、来季からは VAR が介入可能となる。『BBC』はチームAの選手がハンドの反則でイエローカードを受けたが、実際はチームBの選手の手に当たっていた場合、チームAの選手に出された警告が取り消される例を紹介している。 「ゴールキックとすべき場合のコーナーキック判定」は結果的にすべてのCK判定をチェックすることになるからさらなる試合の中断が懸念される。そのためIFABは大会側の判断で VAR 対象にするか選択可能とした模様。また、 VAR 対象にしたとしても「リスタートを遅らせることなく即座にチェック完了」できる場合のみ VAR が介入して判定を変更できるようだ。新 競技規則 からは交代に 時間制限 が設定される。第4審判員などが交代ボードを掲げてからカウントが始まり、交代で退く選手は10秒以内にピッチから出ることが求められる。10秒を超過した場合、交代で退く選手はそのままピッチから去らなければいけない一方、投入される選手はプレーが再開されてから60秒が経過してから最初にアウトオブプレーになるまで、ピッチ外で待機しなければいけない。つまり時間を超過したチームは一時的に数的不利となる。なお、交代ボードが使用されない試合では主審の合図からカウントダウンが始まる。 また、負傷した選手がピッチ上で治療を受けた場合や怪我のため試合が止まった場合も、負傷した選手はプレーが再開されてから60秒間復帰することができないルールも追加される。『BBC』によると相手選手にイエローカードやレッドカードが出たファウル、負傷した選手がPKキッカーを務める場合、GKが負傷した場合は対象外になるようだ。 さらに昨年度追加されたGKによる8秒ルールに続き、スローインとゴールキックにも 時間制限 が設定される。主審はスローインとゴールキックを行う選手が意図的に遅延させている、もしくは再開までに時間がかかっていると感じた場合、8秒ルールで片手を掲げながら声で数えるように、目に見える形で5秒間のカウントダウンをスタート。5秒を超過するとスローインの場合は相手のスローインに、ゴールキックの場合は相手のコーナーキックでの再開となる。ボールが外に出てからカウントが始まるわけではないため、ロングスローの準備も常識的な長さであればこれまで通り認められそうだ。.
2018-19競技規則にVARの項目が追加されてから初めて介入対象の大きな拡大が行われる。これまでは「ゴール、PK、一発退場、人間違いのカード提示」の4事象が対象だったが「誤った2枚目の警告による退場」と「反対側のチームが反則していた場合の誤ったカード提示」が追加。また、大会側の判断で「ゴールキックとすべき場合のコーナーキック判定」もVARの介入対象に追加できる。 これまで2枚目の警告に関しては、VARチェック対象の増加に伴う中断の頻発が懸念されるなどして対象外だった。だが、最近ではセリエAでユベントスDFがインテル戦で判定ミスにより、2枚目の警告を受けて退場する事象が発生するなど物議を醸す判定もあった。 そうしたなかでIFABは2枚目の警告が誤っていた場合、VARが介入してイエローカードとともに退場処分を取り消すことができるように改正することを決議。もっともイエローカードは主観的な判断要素がより強いため、ピエルルイジ・コリーナFIFA審判委員長はIFAB年次総会後の記者会見で、判定ミスの明らかな間違いとなる証拠がある場合が対象だと強調した。「反対側のチームが反則していた場合の誤ったカード提示」については、今季のJ1百年構想リーグのアビスパ福岡対ファジアーノ岡山で、岡山の選手がファウルをしたとして与えられた警告が福岡のファウルで福岡の選手へと対象者が変更される事象があった。現在はVARの介入対象外のため主審と副審が協議して判定が変更されていたが、来季からはVARが介入可能となる。『BBC』はチームAの選手がハンドの反則でイエローカードを受けたが、実際はチームBの選手の手に当たっていた場合、チームAの選手に出された警告が取り消される例を紹介している。 「ゴールキックとすべき場合のコーナーキック判定」は結果的にすべてのCK判定をチェックすることになるからさらなる試合の中断が懸念される。そのためIFABは大会側の判断でVAR対象にするか選択可能とした模様。また、VAR対象にしたとしても「リスタートを遅らせることなく即座にチェック完了」できる場合のみVARが介入して判定を変更できるようだ。新競技規則からは交代に時間制限が設定される。第4審判員などが交代ボードを掲げてからカウントが始まり、交代で退く選手は10秒以内にピッチから出ることが求められる。10秒を超過した場合、交代で退く選手はそのままピッチから去らなければいけない一方、投入される選手はプレーが再開されてから60秒が経過してから最初にアウトオブプレーになるまで、ピッチ外で待機しなければいけない。つまり時間を超過したチームは一時的に数的不利となる。なお、交代ボードが使用されない試合では主審の合図からカウントダウンが始まる。 また、負傷した選手がピッチ上で治療を受けた場合や怪我のため試合が止まった場合も、負傷した選手はプレーが再開されてから60秒間復帰することができないルールも追加される。『BBC』によると相手選手にイエローカードやレッドカードが出たファウル、負傷した選手がPKキッカーを務める場合、GKが負傷した場合は対象外になるようだ。 さらに昨年度追加されたGKによる8秒ルールに続き、スローインとゴールキックにも時間制限が設定される。主審はスローインとゴールキックを行う選手が意図的に遅延させている、もしくは再開までに時間がかかっていると感じた場合、8秒ルールで片手を掲げながら声で数えるように、目に見える形で5秒間のカウントダウンをスタート。5秒を超過するとスローインの場合は相手のスローインに、ゴールキックの場合は相手のコーナーキックでの再開となる。ボールが外に出てからカウントが始まるわけではないため、ロングスローの準備も常識的な長さであればこれまで通り認められそうだ。
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