Intel Core Ultra X7 358H 搭載ノートPCのレビュー。CPU性能、内蔵グラフィックス性能、ディスプレイ品質、インターフェース、バッテリー駆動時間などを詳細に検証。CINEBENCHやFinal Fantasy XIVなどのベンチマーク結果も掲載。
・Core Ultra 5 325:(8コア、8スレッド、4.5GHz、25W[12~55W]、Intel Graphics、NPU 47TOPS)・ Core Ultra X7 358H:(16コア、16スレッド、4.8GHz、25W[15~80W]、 Intel Arc B390 GPU、NPU 50TOPS)OSのHome/Proにキーボードは日本語/英語が選択可能だ。
インターフェースはThunderbolt 4(最大40Gbps、USB Power Delivery 3.2、DisplayPort 2.1対応)×3、3.5mmコンボジャック×1を用意。 ワイヤレス通信はWi-Fi 7、Bluetooth 6をサポートしている。 本体サイズは352.58×237.47mmというフットプリントは共通で、高さと重量は16インチ2K液晶が15.4mm・1.74kg、16インチ3.2K OLEDが14.62mm・1.65kgとなっている。 バッテリーは70Whを搭載。
バッテリー駆動時間は非公表だ。 今回は16インチ3.2K OLEDを搭載した標準構成モデル(45万4000円)を試用した。400ニト、DCI-P3 100%、コントラスト比1,000,000:1の16インチ3.2K OLEDの画質は非常に高い。
ベンチマークは「Dell Optimizer」の温度管理を「ウルトラパフォーマンス」に設定して実施している まずCPU性能だが、「CINEBENCH 2024」のCPU(Multi Core)は987pts、CPU(Single Core)は124pts、「CINEBENCH 2026」のCPU(Multiple Threads)は3961pts、CPU(Single Thread)は512ptsとなった。 本製品が搭載するCore Ultra X7 358Hは、16コア(4P+8E+4LPE)、16スレッド、最大4.8GHz、25W(15~80W)という構成だ。
一方、Core Ultra 7 255H搭載機は、16コア(6P+8E+2LPE)、16スレッド、最大5.1GHz、28W(20~115W)となっている。 コア構成やベースパワーの設定から、Core Ultra X7 358Hはより低消費電力性に重きを置いた仕様と判断できる。 それにもかかわらず、「CINEBENCH 2024」のCPU(Multi Core)において、本製品がCore Ultra 7 255H搭載機の約110%に相当するスコアを記録したことは特筆に値する。
「CINEBENCH 2024」のCPU(Multi Core)は987pts、CPU(Single Core)は124pts、「CINEBENCH 2026」のCPU(Multiple Threads)は3961pts、CPU(Single Thread)は512pts「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは17137(非常に快適)、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは7405(快適)となった。
内蔵グラフィックスの仕様は、Core Ultra X7 358Hが「Intel Arc B390 GPU」(2.5GHz、Xe-core:12)、Core Ultra 7 255Hが「Intel Arc 140T GPU」(2.25GHz、Xe-core:8)だ。 本製品はCore Ultra 7 255H搭載機に対し、3DMarkで最大210%相当、ファイナルファンタジーXIVで137%相当、FINAL FANTASY XVで190%相当のスコアを記録している。 Core Ultra X7 358Hの内蔵グラフィックスが、大幅なパフォーマンス向上を果たしたことは間違いない。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは17137(非常に快適)、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは7405(快適)ストレージはPCIe Gen4 x4接続SSD「PVC10 SK hynix 1024GB」を搭載。
「CrystalDiskMark 9」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6573MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は5771MB/s AI処理性能については、「UL Procyon」のAI Computer Vision Benchmark(NPU)を実行したところ、Integer(整数演算)は2218、float16(半精度浮動小数点演算)は1231となった。 Core Ultra 7 255HのNPUは処理能力が13TOPSに留まり、前世代における弱点とされていた。
その点、Core Ultra X7 358Hは50TOPSへと大幅に引き上げられており、今回のベンチマークでもその効果を明確に確認できた。 本製品は現代のAI PCとして、上位クラスの処理性能を備える。 バッテリー駆動時間については、「Dell Optimizer」の温度管理を「最適化」に設定し、ディスプレー輝度40%、音量40%でYouTube動画を連続再生したところ、11時間20分(バッテリー残量3%まで)の動作を確認した。
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