《和光中学時代は新聞部に所属。学校内で発行する月刊紙「台風」の編集員として活躍していた》
自分で取材して記事を書き、それをガリ版で刷って月刊紙として発行していました。 いろんな現場で話を聞き、文章にまとめるのが面白くてね。 前にお話ししましたが、小学校時代は劇団「こまどり」に通い、子役として映画やテレビ番組に出演していました。
こうした才能あふれる大人たちが精緻に創りこんだ世界で演じることも楽しかったのですが、編集員として取材を通して触れる現実の世界も興味深かった。 このころから新聞は毎日読むようになりました。 担任の先生から「とにかく新聞を読みなさい。 その記事に書いてあることの意味合い、裏の事情、そういうものをきちっと自分で判断ができるようになりなさい」と言われていましたので。
「国会前が大変なことになっているぞ」と聞き、同じ新聞部員たちと電車を乗り継いで国会前まで行きました。 それがちょうど学生たちが国会に突入したあの日だったんです。 現場に着くと、興奮のるつぼみたいな雰囲気でものすごい。 デモに参加している学生さんに取材したところ、「キミたち、知っているか。
国会議事堂が塀で囲まれて、遮断されているのは日本だけなんだぞ」と教えてくれたのを覚えています。 今でもそれが本当か、確認できていませんが…。 国会に突入を試みる学生たち、それを阻止する警官隊…。 あの混乱をしばらく遠巻きに見ていたのですが、学生たちの突入が鎮圧されたころを見計らって、現場に入りました。
国会の前か内部かに土塁みたいなものがあって、そこに登ってみたんです。 そこには学生さんたちのものか、警官たちのものか、靴があちこちに散乱していました。 そんな光景を目の当たりにし、学校に帰ってルポを書き、夜遅くまでガリ版で新聞を刷ったのです。 あの突入で東大生の樺(かんば)美智子さんが亡くなられたことを知ったのは学校に帰ってからです。
学生・警官ともに多くの負傷者が出たことも。 痛ましい出来事ですが、あの混沌(こんとん)とした状況では惨劇は起こりうるなと思いました。 60年安保闘争のころの熱気はすごかった。 僕の周りにも米軍の施設に火炎瓶を投げに行ったりする中学生がいたんですよ。 でも今考えるとレクリエーションだったのではないか、と思うんです。
わけがわからないまま、「やっちまえぇ! 」「やったぞっ! 」って。 その反動からか、そういう人たちはだんだんと大人になっていくと、全然違う方向に振れていくのは不思議なことですよね。
今思うと、高校に入ったとたんにいわゆる青春期が終わったというか、熱が冷めたというか。 担任の先生が代わり、高校から入ってきた新しい生徒も加わって、いっぺんに雰囲気が変わってしまったんですよ、同じ学校なんですけど。 《鬱々とした日々が続く。 そんなとき、かつて所属していた劇団「こまどり」の知人から声がかかった》(聞き手 大野正利)
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