1999年(平11)の結成から約27年、日本中から愛されたアイドルグループ嵐が、明日31日に東京ドームでラストライブを迎える。5人とゆかりのある著名人らが「嵐… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
1999年(平11)の結成から約27年、日本中から愛されたアイドルグループ嵐が、明日31日に東京ドームでラストライブを迎える。5人とゆかりのある著名人らが「嵐」への思いを語るインタビュー連載企画「感謝の嵐」の第6回は、レスリング女子オリンピック(五輪)金メダリストの 吉田沙保里 さん(43)。
嵐との共演経験が多く、親交がある吉田さんが、本紙にコメントを寄せた。 【構成=望月千草】活動終了は「率直に残念ですし、とても寂しいです」。 発表があった昨年5月以降、個々での共演機会はあったが「実感がないため、労いの言葉をかけることも忘れていました」。 それだけ日常に溶け込んだ存在だった。
嵐とはバラエティー番組での共演も多く、一緒に日本のお茶の間を明るく照らしてきた。 イベント「嵐のワクワク学校2017」でも共演し、固いチームワークや国民的グループのすごみを肌で体感。
「会場のスケール感やファンの方々の熱量がものすごくて、終始圧倒されっぱなしでした。 本当に多くのファンを魅了して、すべてが輝いていました」と、きらめく光景は脳裏に焼きついている。 レスリングと畑は異なるが、同世代の5人から受けた刺激は数知れず。
「自分も負けてられないと、励みになることが多かったです」。 個々では櫻井翔(44)相葉雅紀(43)との共演が多く、五輪取材の経験もある“櫻井キャスター”の誠実な姿はよく覚えている。
「レスリングの取材に来ていただいたり、競技への関心も高く温かく接してくれて、気遣いと優しい印象が残っています」。 国内外で愛されるグループとなった理由は、5人の持つ温かみだと想像する。
「応援ソング、恋愛ソングなどジャンルを問わず、心に残るような数々の名曲をいつも届けてくれたこと。 そしてメンバーの一人一人が、自然体で愛されるようなキャラクターであったからだと思います」。 自身も嵐の楽曲に救われてきた一人のファン。 心に響いた1曲には「アオゾラペダル」(07年)を挙げた。
「『きっとぬりすぎた色って 白に戻れないけど それでいい 新しい色で明日を描こう』という歌詞がすごく良くて好きです。 自分の人生と重ねても、たくさんのことを経験してきて、最初の頃には戻れないのですが、これまでの経験があるからこそ今があるし、この先の人生も頑張っていきたいという気持ちを代弁しているような、歌詞が深くてグッときます」。 嵐の音楽が日々を支えてくれた。 節目を迎える嵐に、深い感謝を込め、ねぎらいの言葉を贈った。
「またそれぞれの道で、それぞれの生き方があると思いますが、この先もずっと応援していきたいです。 これまでたくさんの夢と希望、そして感動をありがとうございました。 本当にお疲れさまでした」。 ◆吉田沙保里(よしだ・さおり)1982年(昭57)10月5日、三重県津市生まれ。02年に世界選手権に初出場で初優勝し、15年大会まで13連覇。
五輪では04年アテネから12年ロンドンまで女子55キロ級3連覇。16年リオでは銀メダルを獲得。12年11月に国民栄誉賞を受賞。19年1月現役引退。
吉田沙保里 Pagination 2Pages 日刊スポーツ
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