2026年アジア大会サッカー男子決勝で、U-21日本代表はU-23韓国代表に0-1で敗れ、16年ぶりの優勝を逃した。大岩剛監督は兼任決定後初の公式戦でタイトル獲得ならず。
2026年 アジア大会サッカー 男子決勝が行われ、2028年 ロサンゼルス五輪 世代の U-21日本代表 はU-23 韓国代表 に0-1で敗れ、10年広州大会以来16年ぶり2度目の優勝とはならなかった。来年3月からA代表の指揮も執る 大岩剛監督 (54)は兼任決定後初の公式戦でタイトル獲得とはならず、 兵役免除 が懸かったライバルに4大会連続7度目の優勝を許した。
決勝の展開と敗因
後半の最初は日本が攻勢をかけたが、FW福永や横山のシュートは枠外へ。逆に16分、左サイドを破られ、相手クロスをGK荒木がはじいたところをMF厳志成(オム・ジソン、24=イングランド2部スウォンジー)に決められて先制された。34分、ペナルティーアークからMF石井が放ったシュートは無情にも右ポストを直撃。アディショナルタイムのCKでは荒木も前線へ上げたが、最後までゴールを割れなかった。大岩監督は試合後、「この決勝で勝ちたいという気持ちでやってましたので、非常に悔しいです」と話した。
3大会連続の日韓頂上決戦は3連敗となった。日本は過去2大会いずれも敗れており、これでアジア大会における日韓戦は通算1勝9敗。大岩監督にとっては、パリ五輪世代を率いて惜敗した前回23年杭州大会のリベンジとはならなかった。
韓国の陣容と日本の挑戦
アジア大会サッカー男子は五輪同様に23歳以下の年齢制限があり、オーバーエージ(OA)枠は最大3人まで選手登録できる。兵役免除が懸かるライバルは今大会も“ガチ”メンバーだった。大会規定のU-23代表で参戦し、海外組からFW李泳俊(イ・ヨンジュン、23=グラスホッパー)らを招集。OA枠もフル活用し、いずれも今夏のW杯にも出場したDF李期奕(イ・ギヒョク、26=韓国1部江原)、MF梁鉉俊(ヤン・ヒョンジュン、24=スコットランド1部セルティック)らが名を連ねた。
一方の日本は2年後のロス五輪に向けた強化策として招集全23人をロス五輪世代の21歳以下で編成した。主将のDF市原、副主将のMF大関らこの世代の常連組に加え、大岩監督が第2次政権発足時に発掘したFWンワディケらを招集。各国との激闘を制しながら勝ち上がってきたが、頂点にはたどり着かなかった。
今後への展望とロス五輪への道
大岩監督は来年3月からA代表の指揮も兼務することが決まっており、今後は28年ロス五輪経由30年W杯行きを目指すことになる。ロス五輪世代は自国開催でアジア頂点には届かなかった悔しさを胸に、次は上位2チームがロス五輪切符を獲得するU-23アジア杯(28年日本開催)へ向かっていく。
【DF】市原吏音(21=AZアルクマール)、梅木怜(21=今治)、小杉啓太(20=Eフランクフルト)、永野修都(20=FC東京)、土屋櫂大(20=福島)、岡部タリクカナイ颯斗(20=東洋大)、佐藤海宏(19=新潟)、森壮一朗(19=岡山)【FW】古谷柊介(21=東京国際大)、ンワディケ・ウチェブライアン世雄(21=オールボーBK)、福永裕也(21=京産大)、横山夢樹(21=C大阪)、道脇豊(20=いわき)、石橋瀬凪(20=湘南)五輪と同様に23歳以下の年齢制限があり、オーバーエージ(OA)枠は3人まで選手登録可能。韓国や香港などはOA枠を登録している。日本は来年からA代表の指揮も兼務する大岩剛監督の下、28年ロサンゼルス五輪に向けた強化策として招集全23人をロス五輪世代の21歳以下で編成した。ロス五輪世代には、ともに今夏のW杯北中米大会に出場したFW後藤啓介(フライブルク)とFW塩貝健人(21=ウォルフスブルク)、ともに昨秋のU-20W杯チリ大会に出場したMF佐藤龍之介(19=バレンシア)とMF斎藤俊輔(21=ウェステルロー)もおり、4人はいずれも9~10月の国際AマッチウイークでA代表に選出されていた。
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