🇯🇵U19日本代表 コラム🔍 U20ワールドカップ 予選に向けた最終選考。 強化試合ベトナム戦で見せた収穫、チームの注目選手は? 🖊️文=川端暁彦(gorou_chang) ✅選考作業は実質終了 ✅坂本一彩、熊田直紀 が得点 ✅飛び級の 石渡ネルソン にも注目
U-19日本は合宿最終日にU-19ベトナム代表と対戦。U-20ワールドカップ(W杯)予選に向けて、冨樫剛一監督は好材料を積み重ねている。育成年代にも造詣が深いサッカージャーナリストの川端暁彦氏が見た強化試合、注目選手とは? 【取材・文=川端暁彦】とはいえ、直前の日曜日に試合をしていた選手も多く、「全員で練習できたのは1日だけ」(冨樫監督)。それだけに、最後の練習試合、しかも国際試合という枠の中で選手個人、あるいは「まだ見ていない組み合わせ」(同監督)を試せる意義は大きかった。 U-19年代は日常的にクラブで試合に出ている選手と出ていない選手のギャップが最も大きい世代で、歴代の監督はこの点に頭を悩ましているが、冨樫監督もそれは同じ。「先月の出場時間が3分とか4分の選手もいた」と苦笑いを浮かべる。そしてだからこそ、そうした選手たちの状態を観察する場という意味付けもあった。 「Jリーグで多くの試合に出ている選手たちは3本目に多く出てもらった」と指揮官が語ったように、この練習試合における先発のセレクションにもそうした意向が見え隠れする。お互いに未知の組み合わせも多くなる中で、攻撃の意図が噛み合わないようなシーンも見られたが、「絶対に結果を残す」と宣言していた高校3年生のFW熊田直紀の見事なヘッドが突き刺さる形で1本目から日本が先行する形となった。 2本目以降も、国際試合ならではとも言える遠慮のない球際での激しい攻防なども体感しつつ、さまざまな選手配置をテスト。また先のAFC U-23アジアカップでは大会中にコロナ禍によって選手が続々と離脱していったことも踏まえ、あえて普段とは異なるポジションで起用する選手も見られた。「楢原慶輝の左サイドは良かったね」と指揮官が笑顔を見せたように、意外な適性を感じさせる選手もいるなど、収穫も少なくなかった。 3本目は「中心選手としてやってやるという気持ちはある」と語るG大阪の売り出し中のFW坂本一彩の2得点などが決まって、結局は5-0の快勝となった。ほぼトレーニングはできない中、お試し布陣の傾向が強かったことも加味すれば、全体としては及第点の内容と言えそうだ。 これで選考作業は実質的に終了。アジアの1次予選は、中1日の日程での4連戦。しかも酷暑の東南アジアでそれをやるのだからターンオーバーは必須になるが、さらにコロナ禍という要素も加味しながら戦うための材料は得られたと言えるだろう。.
U-19日本は合宿最終日にU-19ベトナム代表と対戦。U-20ワールドカップ(W杯)予選に向けて、冨樫剛一監督は好材料を積み重ねている。育成年代にも造詣が深いサッカージャーナリストの川端暁彦氏が見た強化試合、注目選手とは? 【取材・文=川端暁彦】とはいえ、直前の日曜日に試合をしていた選手も多く、「全員で練習できたのは1日だけ」(冨樫監督)。それだけに、最後の練習試合、しかも国際試合という枠の中で選手個人、あるいは「まだ見ていない組み合わせ」(同監督)を試せる意義は大きかった。 U-19年代は日常的にクラブで試合に出ている選手と出ていない選手のギャップが最も大きい世代で、歴代の監督はこの点に頭を悩ましているが、冨樫監督もそれは同じ。「先月の出場時間が3分とか4分の選手もいた」と苦笑いを浮かべる。そしてだからこそ、そうした選手たちの状態を観察する場という意味付けもあった。 「Jリーグで多くの試合に出ている選手たちは3本目に多く出てもらった」と指揮官が語ったように、この練習試合における先発のセレクションにもそうした意向が見え隠れする。お互いに未知の組み合わせも多くなる中で、攻撃の意図が噛み合わないようなシーンも見られたが、「絶対に結果を残す」と宣言していた高校3年生のFW熊田直紀の見事なヘッドが突き刺さる形で1本目から日本が先行する形となった。 2本目以降も、国際試合ならではとも言える遠慮のない球際での激しい攻防なども体感しつつ、さまざまな選手配置をテスト。また先のAFC U-23アジアカップでは大会中にコロナ禍によって選手が続々と離脱していったことも踏まえ、あえて普段とは異なるポジションで起用する選手も見られた。「楢原慶輝の左サイドは良かったね」と指揮官が笑顔を見せたように、意外な適性を感じさせる選手もいるなど、収穫も少なくなかった。 3本目は「中心選手としてやってやるという気持ちはある」と語るG大阪の売り出し中のFW坂本一彩の2得点などが決まって、結局は5-0の快勝となった。ほぼトレーニングはできない中、お試し布陣の傾向が強かったことも加味すれば、全体としては及第点の内容と言えそうだ。 これで選考作業は実質的に終了。アジアの1次予選は、中1日の日程での4連戦。しかも酷暑の東南アジアでそれをやるのだからターンオーバーは必須になるが、さらにコロナ禍という要素も加味しながら戦うための材料は得られたと言えるだろう。
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