株式会社キョードーメディアスのプレスリリース(2023年9月8日 21時32分)THEATRICAL LIVE 『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』開幕
2021年7月号から『月刊プリンセス』で連載が続くnaked apeの漫画、2023年9月8日に東京・品川プリンスホテル クラブeXで、9月22日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演を迎える舞台、そして2023年10月27日に公開を控えた映画と、3つのメディアを通して一つの物語を紡ぐ一大プロジェクト『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』。人魚の子孫の命とひきかえに死から救われ、不老不死となった2人の男の数奇な運命と宿命が、平安時代から現代まで千年にわたり描かれていく。辰巳が演じるのは孤児で両親を知らず、卑しい者として虐げられる草介。彼は村の最下層民として人々から疎まれ、理由もなく殴る蹴るの足蹴にされる。草介に手を差し伸べるのが、AKANE LIV扮する尼僧の八百比丘尼。ある日草介は菅原りこ扮する少女・とわに助けられ、不可思議な体験をする。一方、浜中演じる下級貴族の妾の子・光蔭は、なぜか草介のことが気にかかる。そんななか、草介と光蔭、とわの3人の運命を決める出来事が起こるーー。 幕が上がるとまず驚かされるのが、舞台を満たすロックのリズム。“THEATRICAL LIVE”と銘打つ通り、舞台上にはミュージシャンが控え、演者がバンドの生演奏で歌い踊る様子はさながらロックミュージシャンのライブのよう。平安時代とロックという意外性も面白く、イマジネーションをかき立てる。 上演台本・演出は数々の朗読劇やストレートプレイの脚本演出で知られる鈴木勝秀。いわゆる会話劇とは違い、その台詞回しは独特だ。演者が長台詞を繰り出しては、シーンや役どころ、想いの丈をモノローグのように語り上げていく。しかもキャストは4人のみで、平安時代という千年の幕開けを描写する必要がある。役者にとって力量が試されるステージといえよう。 草介はどんなに人々から虐待されようと、うつほ(からっぽ)で痛みを感じないという。それを辰巳は屈託なくピュアに演じてみせる。“誰とも関係をもたなければ心の苦しみはない”だから“名もない草になりたい”と訴え、“私は何も感じません!”言い切る辰巳の笑みはおだやかで、それだけに切ない。 光蔭は草介を足蹴にする者たちに嫌悪感を覚え、そんな自身の想いに戸惑う。ふと優しさを見せたかと思えば、どこまでも残酷に自身の欲を貫く。浜中はその両面を行き交い、ときにクールに、ときに戸惑いをあらわにしていく。光蔭の葛藤と屈折を体現する、その繊細な表現力に目を奪われる。 全ての楽曲は本作のため書き下ろしたという大嶋吾郎作曲のオリジナルで、4人の演者たちはそれぞれキャラクターの心情を歌に込める。AKANE LIVの歌声は何ともパワフルで力強く、澄み切った声で言葉にならない想いを歌う菅原はどこまでも表情豊か。辰巳は草介の想いをどこまでも真っ直ぐに歌い上げ、光蔭と出会うとその歌声もまた変わり心情の変化を伝えくる。 舞台の幕切れは衝撃的だ。不老不死の身体を手に入れたいと願った男と、奇しくも不老不死の身体を手に入れてしまった男。彼らはこれから千年の時を繰り返し生き続け、映画版ではその終結となる現代の物語が待ち受ける。辰巳「映画をより深く楽しんでいただける舞台になっていると思います。熱いハートで演じ、バンドの生演奏と出会ったとき生まれる、舞台ならではの生の魅力を楽しんでいただけたらうれしいです!」永久の命は彼らに何をもたらし、彼らは何を背負うのか。永久の命は果たして幸せなのか、その代償は何なのか、物語が語りかけるテーマは深い。まずはこの舞台で、男たちの長い旅の始まりを見届けてほしい。.
2021年7月号から『月刊プリンセス』で連載が続くnaked apeの漫画、2023年9月8日に東京・品川プリンスホテル クラブeXで、9月22日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演を迎える舞台、そして2023年10月27日に公開を控えた映画と、3つのメディアを通して一つの物語を紡ぐ一大プロジェクト『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』。人魚の子孫の命とひきかえに死から救われ、不老不死となった2人の男の数奇な運命と宿命が、平安時代から現代まで千年にわたり描かれていく。辰巳が演じるのは孤児で両親を知らず、卑しい者として虐げられる草介。彼は村の最下層民として人々から疎まれ、理由もなく殴る蹴るの足蹴にされる。草介に手を差し伸べるのが、AKANE LIV扮する尼僧の八百比丘尼。ある日草介は菅原りこ扮する少女・とわに助けられ、不可思議な体験をする。一方、浜中演じる下級貴族の妾の子・光蔭は、なぜか草介のことが気にかかる。そんななか、草介と光蔭、とわの3人の運命を決める出来事が起こるーー。 幕が上がるとまず驚かされるのが、舞台を満たすロックのリズム。“THEATRICAL LIVE”と銘打つ通り、舞台上にはミュージシャンが控え、演者がバンドの生演奏で歌い踊る様子はさながらロックミュージシャンのライブのよう。平安時代とロックという意外性も面白く、イマジネーションをかき立てる。 上演台本・演出は数々の朗読劇やストレートプレイの脚本演出で知られる鈴木勝秀。いわゆる会話劇とは違い、その台詞回しは独特だ。演者が長台詞を繰り出しては、シーンや役どころ、想いの丈をモノローグのように語り上げていく。しかもキャストは4人のみで、平安時代という千年の幕開けを描写する必要がある。役者にとって力量が試されるステージといえよう。 草介はどんなに人々から虐待されようと、うつほ(からっぽ)で痛みを感じないという。それを辰巳は屈託なくピュアに演じてみせる。“誰とも関係をもたなければ心の苦しみはない”だから“名もない草になりたい”と訴え、“私は何も感じません!”言い切る辰巳の笑みはおだやかで、それだけに切ない。 光蔭は草介を足蹴にする者たちに嫌悪感を覚え、そんな自身の想いに戸惑う。ふと優しさを見せたかと思えば、どこまでも残酷に自身の欲を貫く。浜中はその両面を行き交い、ときにクールに、ときに戸惑いをあらわにしていく。光蔭の葛藤と屈折を体現する、その繊細な表現力に目を奪われる。 全ての楽曲は本作のため書き下ろしたという大嶋吾郎作曲のオリジナルで、4人の演者たちはそれぞれキャラクターの心情を歌に込める。AKANE LIVの歌声は何ともパワフルで力強く、澄み切った声で言葉にならない想いを歌う菅原はどこまでも表情豊か。辰巳は草介の想いをどこまでも真っ直ぐに歌い上げ、光蔭と出会うとその歌声もまた変わり心情の変化を伝えくる。 舞台の幕切れは衝撃的だ。不老不死の身体を手に入れたいと願った男と、奇しくも不老不死の身体を手に入れてしまった男。彼らはこれから千年の時を繰り返し生き続け、映画版ではその終結となる現代の物語が待ち受ける。辰巳「映画をより深く楽しんでいただける舞台になっていると思います。熱いハートで演じ、バンドの生演奏と出会ったとき生まれる、舞台ならではの生の魅力を楽しんでいただけたらうれしいです!」永久の命は彼らに何をもたらし、彼らは何を背負うのか。永久の命は果たして幸せなのか、その代償は何なのか、物語が語りかけるテーマは深い。まずはこの舞台で、男たちの長い旅の始まりを見届けてほしい。
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