【ニューヨーク=大島有美子】11日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は前日比473ドル66セント(1.4%)安の3万4269ドル16セントで終えた。急速な経済回復に伴うインフレ懸念の高まりが金利上昇観測へと波及し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。物価など経済指標の発表を12日以降に控え、ハイテク株の一部は取引時間中に上げ下げを繰り返すなど、神経質な展開となった。取引開始直後はハイテク株の売
【ニューヨーク=大島有美子】11日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は前日比473ドル66セント(1.4%)安の3万4269ドル16セントで終えた。急速な経済回復に伴うインフレ懸念の高まりが金利上昇観測へと波及し、投資家のリスク回避姿勢が強まった。物価など経済指標の発表を12日以降に控え、ハイテク株の一部は取引時間中に上げ下げを繰り返すなど、神経質な展開となった。
ハイテク株が次第に下げ渋ると、消費関連や景気敏感株への売りが目立つ展開になった。ホームセンターのホーム・デポ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、石油のシェブロンの下げた。景気回復を見越して最近まで上昇が続いており、利益確定売りが出やすかった。
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