NHK「クロ現」「岐路に立ついじめ対策」27日放送 課題、現状などCPらインタビュー

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NHK「クロ現」「岐路に立ついじめ対策」27日放送 課題、現状などCPらインタビュー
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今日27日のNHK報道番組「クローズアップ現代」(月~水曜午前7時30分)で、「“命の法律”が守られない 岐路に立ついじめ対策」を放送する。28日に施行から1… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

今日27日のNHK報道番組「クローズアップ現代」(月~水曜午前7時30分)で、「“命の法律”が守られない 岐路に立ついじめ対策」を放送する。28日に施行から10年を迎える「いじめ防止対策推進法」にフォーカスした特集で、同法を取り巻く課題、現状、自治体の新たな取り組みなどを取材し伝えている。制作を担当した番組社会部の植松由登チーフ・プロデューサー(以下CP、43)、ソウル支局の長野圭吾CP(48)、番組社会部の堤早紀ディレクター(以下D、32)、政経・国際番組部の■(■は木ヘンに却の去がタ)沼玲花D(31)がインタビューに応じた。

21年に北海道・旭川市の女子中学生がいじめを受けた後に亡くなった事件など「クロ現」で個別のいじめ事案を取り上げたことはあるが、法律にスポットを当てた特集はこれまでにないという。いじめにより自殺した埼玉・川口市の男子中学生の遺族や代理人弁護士を取材し、大津の事件も担当してきた堤Dは、かねて同法をテーマにした企画を秘めており、今回の放送に至るまでを「5年近く」と明かす。長く取材を続ける中で「学校現場の意識は着実に高まっている」と変化を感じつつ、「学校全体や管理職、担任の意識の問題、温度や格差は学校ごとにある。その質をどうならして、ボトムアップしていくか」と課題も見据える。 取材者の熱量の高さもあり、内容は盛りだくさん。植松CPは「これが本当に(放送時間の)27分に収まるのか」と苦笑するが、編集では遺族が訴える言葉の強さを改めて感じるという。「つらい体験を語ってくださっている方の表情や声、その素材が訴えかける強さは大事。テレビを見る人がどう感じるか、いかに何も知らない状態で見た時にハッと引きつけられるかが一番大事」と話す。

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