IOC、東京五輪の海外観客「3月末までに判断」
【パリ=白石透冴】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、東京五輪・パラリンピックの会場に海外の観客を入れるかどうかの判断を3月末までに下すとの見通しを明らかにした。日本国内で聖火リレーが始まる3月25日前後に方向性を示したいとしていた大会組織委員会の橋本聖子会長に同調した格好だ。
理事会後、広報担当のマーク・アダムズ氏がオンラインで記者向けに「少なくとも国際的な観客については、3月末に向け決断が下されるだろう。それ以上のことは現段階では言えない」と説明した。新型コロナウイルス禍を受け、五輪会場に観客を入れるかどうか、国内の観客と海外の観客で対応を分けるかどうかに関心が集まっている。IOCは3月10~12日に総会を開く。東京五輪の準備状況などについて話し合うとみられるほか、1期目8年の任期を終えるバッハ会長が再選(2期目の任期は4年)を決める見通しだ。
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