ガイアフロー静岡蒸溜所 見学者が決まって長く足を止めるのが、薪を使い直火で加熱する世界でも珍しい蒸留器です。 ウイスキー シングルモルト プライベートカスク オクシズ プロローグK 中村大航 ガイアフロー 軽井沢蒸留所 静岡市
鉄の扉を開けると、熱風が吹き出す巨大な竈(かまど)の奥に燃えさかる炎が見える。耐火性の前掛けをつけた従業員が15分おきに、地元で伐採した杉やヒノキの間伐材で成る薪(まき)を竈へと放り込む。竈の上部には、銅の蒸留器が鎮座する。「オクシズ」と呼ばれる静岡市北部の中山間地域にある「ガイアフロー静岡蒸溜所」を訪れる見学者が、長く足を止める場所だ。大麦の麦芽からつくるモルトウイスキーは通常、発酵させたもろみを2回にわたって蒸留する。静岡蒸溜所では、初留と呼ばれる1回目の蒸留に、薪を使って直火(じかび)で加熱するタイプの蒸留器を採用している。蒸留器で多いのは内部に蒸気の配管を通す間接過熱方式で、ガスや石炭などを使って炎で直接加熱する方式はコストや手間がかかることから少数派だ。薪を使い量産しているのは世界でここだけという。
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