阪神・大山 岡田監督ゲキ効いた豪弾一振り!16号V2ラン 「気を抜いてやっている選手いない」 球団最多勝あと3/デイリースポーツ online

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「阪神タイガース2-0東京ヤクルトスワローズ」(26日、甲子園球場) 指揮官のゲキに“一発回答”だ。阪神・大山悠輔内野手(28)が四回、左翼席へ豪快な決勝16号2ラン。25日の中日戦後、岡田監督から低調な打撃に苦言を呈された4番が、12打席...

阪神・大山 岡田監督ゲキ効いた豪弾一振り!16号V2ラン 「気を抜いてやっている選手いない」 球団最多勝あと3指揮官のゲキに“一発回答”だ。阪神・大山悠輔内野手(28)が四回、左翼席へ豪快な決勝16号2ラン。25日の中日戦後、岡田監督から低調な打撃に苦言を呈された4番が、12打席ぶりの安打となるアーチで応えた。チームは球団史上3位タイとなるシーズン84勝目。球団記録の87勝へあと3勝に迫った。

涼しい秋風が吹く甲子園から一瞬にして熱気があふれた。大山が甲高い打球音を響かせると、大歓声が沸き起こる。白球の行方を確認する必要はない。打った直後にスタンドインを確信する完璧な一発で、超満員の4万2617人を沸かせた。フルカウントからヤクルト先発・高橋の6球目、真ん中付近に甘く入った144キロ直球を強振。打球は瞬く間に左翼スタンドへと突き刺さる。決勝の先制16号2ランは飛距離128メートルの豪弾だった。 指揮官のゲキにすぐさま応えた。前日25日の中日戦後、岡田監督から「大山にしてもな。ひどい」と苦言を呈されていた。主砲はこの日の1打席目も空振り三振で11打席連続無安打。それでも18日・DeNA戦以来、24打席ぶりのアーチで期待に応えた。指揮官は「ずっと悪くてね。今日はフリーバッティングはまだちょっと良かったかなと思ったけど」と少し復調を感じ取った様子だった。

ここまで全138試合で4番を任された。8月は打率・337、2本塁打、10打点で優勝へ向けた快進撃に貢献したが、9月は打率・264と低迷。フリー打撃では右方向へ多く打球を放つなど試行錯誤を繰り返す。試合後はベンチ裏でバットを振ることもある。 これまでの経験を生かした準備。今岡打撃コーチは「今日だけではなくて、その時、その時の自分の調子というか。修正するために練習ではいろんなことをやっている。自分の中の修正ポイントで修正していっている感じですね」と評価する。

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