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過去の名列車「安芸」と現在の観光列車「etSETOra」

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過去の名列車「安芸」と現在の観光列車「etSETOra」
安芸寝台特急山陽新幹線

寝台特急「安芸」は、山陽新幹線が博多まで全通した昭和50年に登場したが、わずか3年で消滅した。現在、呉線から特急列車が消えて久しいが、観光列車「etSETOra」が週末を中心に広島から福山間で運転されている。当記事では、過去の名列車「安芸」と現在の観光列車「etSETOra」について紹介する。

私が中学生だったころは、 寝台特急 も走っており、その一つが「安芸」という名称の新大阪から下関までの路線で、 山陽新幹線 が博多まで全通した昭和50年に登場したが、わずか3年で消えてしまった。

三ノ宮駅で見たEF58電気機関車が牽引する元祖ブルートレイン・20系客車の「安芸」は、この世のものではない妖しさを放っていた。 当時はまだまだ次があると思っていたが、次の機会は二度と訪れない。 人生不変の真理である。 現在、呉線から特急列車が消えて久しいが、観光列車「etSETOra(エトセトラ)」が週末を中心に広島から福山間で運転されている。

残念ながら本日は水曜のため乗れなかったが、人気でなかなか予約がとれないらしい。 予約をとれなかった方には、各駅停車の旅をお勧めしたい。 糸崎を8時21分に出発した広島行き電車は、三原で小休止。 呉線は単線なので、行き違いの電車が遅れたため発車できないのだ。10分ほど遅れて三原を出て間もなく、左手に瀬戸内海と大小さまざまな島が混然一体となって、一幅の絵の如く車窓に広がっている。

遠くに「しまなみ海道」の吊り橋も見える。 天気予報は芳しくなかったが、雨男サンケイ君と違って3号君は、晴れ男である。 穏やかな瀬戸内にふさわしい青空が広がっている。 2両編成の電車は、立ち客はおらず、程よい混み具合だ。 これなら心置きなく糸崎駅前のセブン―イレブンで調達したビールが飲める。

海を眺めながらの「朝ビール」は、なんとも心地よい。3号君も「最高ですね」と相槌を打つ。 これで駅弁があれば言うことなしだが、贅沢はほどほどにせねばならぬ。 安芸幸崎から忠海までは、海岸線ギリギリを走る絶景ポイントだ。 忠海では、外国人観光客がどっと降りた。

船で10分ほどの大久野島に行くようだ。 同島では戦時中、毒ガスを製造していたが、今や野生のウサギが何百羽もいる「ウサギの島」として名が知れた観光地となった。 ウサギに関心のない当方も旧軍の遺跡見たさに途中下車の誘惑にかられたが、広島に重要な用事がある。 先へ急ごう

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安芸 寝台特急 山陽新幹線 Etsetora 観光列車 呉線

 

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