米国のバイデン大統領は17日、ホワイトハウスで人をかむ騒ぎを起こした愛犬のジャーマンシェパード「メイジャー」について、デラウェア州にある自宅でドッグトレーナーの訓練を受けていることを明らかにした。
ABCニュースの番組でメイジャーについて尋ねられたバイデン大統領は、「メイジャーは保護犬だった。誰かにかみついて皮膚を貫通したわけではない。今はデラウェア州の自宅でトレーナーの訓練を受けている」と語った。バイデン大統領はABCのインタビューではメイジャーがホワイトハウスに戻るかどうかは明らかにしなかった。騒ぎが起きた経緯については、メイジャーはまだ新しい環境や周りの人たちに慣れようとしていたところで、「知らない人に驚いて反応し、結果としてその人が軽傷を負った」としている。
さらに、メイジャーは騒ぎを理由にデラウェア州へ追放されたわけではないと説明、「追放して帰宅させたわけではない。ジル(夫人)は4日間留守にする予定で、私も2日間留守にする予定だったので、家に帰した」と述べ、夫妻のスケジュールに合わせた対応だったとした。 メイジャーはホワイトハウスで85%の人に愛されているとバイデン大統領は強調する。「角を曲がると全く知らない人が2人いて、その人たちが警護のために動いた。だが可愛い犬なので85%の人に愛されていて、その人たちをなめたり尻尾を振ったりしている」
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