プロ野球セ・リーグで藤川監督が球団史上初の連覇を達成。投手出身監督としては初のリーグ連覇となり、就任2年目での偉業に注目が集まる。
プロ野球セ・リーグの 阪神タイガース は、広島戦後に宿舎へ戻り、テレビ観戦していた巨人戦で優勝の瞬間を迎えた。就任2年目の 藤川監督 は、球団史上初の連覇を達成した。投手出身のセ・リーグ監督としては初のリーグ連覇となる。
藤川監督の就任と連覇の軌跡
藤川監督は就任1年目の2025年からリーグ連覇を成し遂げた。初の監督就任からの連覇は、1936年秋から1937年春の藤本定義監督(巨人)、1986年から1988年の3連覇を果たした森祇晶監督(西武)、2021年と2022年の中嶋聡監督(オリックス)、2024年から2026年の3連覇を達成した小久保裕紀監督(ソフトバンク)に続く5人目となる。セ・リーグの監督としては初めてであり、投手出身監督としても初の快挙である。
打線と捕手陣の起用
チームは「熱覇(ねっぱ)」のスローガンを掲げ、打線は森下、佐藤輝、大山の中軸を中心に、近本、中野といった不動のレギュラーで構成された。4月に近本が骨折で離脱した際には、有望株の高寺や福島らを起用して穴を埋めた。捕手陣は坂本を中心に、新加入の伏見、ベテランの梅野と3人を併用するなど、チーム状況に応じた用兵で白星を重ねた。
救援陣の運用と工藤の台頭
現役時代に不動の守護神を務めた指揮官が手腕を発揮したのは救援陣の運用だった。クローザーは岩崎でスタートしたが、選手の状態やチーム状況を見極め、途中はドリスが務めた。後半戦開始とともに、育成出身の剛腕・工藤を抜てきした。工藤は重圧のかかるポジションにも屈せず登板を重ね、リーグ屈指の守護神へと成長した。
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