英王室、「子どもの肌の色を懸念」 メーガン妃、米TVで告白
【ロンドン=佐竹実】英王室の公務を引退したヘンリー王子とメーガン妃は7日に放映された米CBSテレビの番組に出演した。メーガン妃は、息子のアーチーちゃん(1)を妊娠中に王室内で「生まれたら肌の色がどれだけ濃いかという懸念や会話があった」と明かした。孤独を感じて助けを求めたが拒否され、「これ以上生きていたくなかった」とも述べた。
夫妻は2018年に結婚した。当時、アフリカ系のルーツを持つ米国人のメーガン妃が王室に入ることに注目が集まった。メーガン妃によると、自由を失って孤独を感じ、王室関係者に相談したことがあった。だが、「何もできることはない」と突き放されたという。 ヘンリー王子は息子の肌の色への懸念について、交際当初から「やりとりがあった」と認めた。確執が指摘される兄ウィリアム王子との関係については「距離があるが、時間が解決してくれるだろう」と語った。夫妻とエリザベス女王との関係は良好だという。夫妻は2020年に王室の公務を引退し、米国に住んでいる。メーガン妃は第2子を妊娠中で、女の子であることも番組で明らかにした。 ヘンリー王子の母、故ダイアナ妃は1995年のBBCのインタビューで夫のチャールズ皇太子とカミラ夫人との不倫に触れ、自らの不倫も暴露して話題となった。その中で、精神的に不安定となって過食症になったことなども明らかにしていた。
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