脱炭素・脱原発・環境破壊、議論の時迎える電力の未来…[教訓]<4> 東日本大震災
原発事故で使えなくなった田畑などで、太陽光発電が爆発的に増えた。19年度の発電容量は2110メガ・ワット。11年度の約32倍になり、目標とする再生エネの割合も、11年度の21・9%から34・7%に増加した。原発事故で一時全村避難した同県葛尾村の新電力「葛尾創生電力」は、太陽光による電力の地産地消を目指す村の家庭と低価格で契約。出力が落ちる冬場は、電力市場での調達を想定していた。ところが厳冬で価格が高騰。1月15日には昨年度平均価格の約30倍に跳ね上がるなどし、「会社がつぶれかねない事態だった」(鈴木精一副社長)。
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