聖火リレー関東へ 栃木でSLと並走、舟で運ぶ場面も
東京五輪の聖火リレーが28日、2県目の栃木県でスタートし、聖火は関東に入った。日本最古の学校とされる史跡足利学校周辺の石畳を走り、本堂が国宝に指定されている足利氏ゆかりの鑁阿寺(ばんなじ)境内では、甲冑(かっちゅう)姿の「武者」と並走。蒸気機関車(SL)との共演や、舟でのリレーも実施した。小山市では、1964年の東京五輪の聖火ランナーが栃木県庁前を出発した日に生まれた本田五輪子さん(56)=下野市=が小雨の中、命名した祖父(故人)の思いを胸に走り「本当に素晴らしい日になった。(祖父に)夢がかなったよと伝えたい」と話した。茂木町では、真岡鉄道のSLが煙を上げて汽笛を鳴らしながら、市貝町の大学3年、野沢綺花さん(21)を追い抜いた。栃木市の巴波川では舟を使ってリレー。聖火を掲げる同市出身の俳優、石川恋さん(27)を乗せた舟が、ゆっくりと進んだ。
東京五輪の聖火リレーが28日、2県目の栃木県でスタートし、聖火は関東に入った。日本最古の学校とされる史跡足利学校周辺の石畳を走り、本堂が国宝に指定されている足利氏ゆかりの鑁阿寺(ばんなじ)境内では、甲冑(かっちゅう)姿の「武者」と並走。蒸気機関車(SL)との共演や、舟でのリレーも実施した。小山市では、1964年の東京五輪の聖火ランナーが栃木県庁前を出発した日に生まれた本田五輪子さん(56)=下野市=が小雨の中、命名した祖父(故人)の思いを胸に走り「本当に素晴らしい日になった。(祖父に)夢がかなったよと伝えたい」と話した。茂木町では、真岡鉄道のSLが煙を上げて汽笛を鳴らしながら、市貝町の大学3年、野沢綺花さん(21)を追い抜いた。栃木市の巴波川では舟を使ってリレー。聖火を掲げる同市出身の俳優、石川恋さん(27)を乗せた舟が、ゆっくりと進んだ。