米SECが警告「ビットコインは投機的」 ETF承認に壁
ビットコインに投資する投信は増えている。米グレースケール・インベストメンツのファンドは運用総額約390億ドル(約4兆円)に達した。米ブラックロックは一部の投信でビットコイン先物への投資を可能にした。SECは先物市場の流動性、投信会社による資産価格の評価方法、解約時の備えなどを監視しているという。
SECの規制強化方針は上場投資信託(ETF)市場にも影響を及ぼす。2020年12月以降、米フィデリティ・インベストメンツや米ウィズダムツリー・インベストメンツなど少なくとも9社の運用会社がビットコイン価格に連動するETFの上場申請をSECに出していたが、SECの慎重姿勢を受けて、審査の長期化が予想されている。 SECの慎重姿勢は変わらない。17年に米運用会社による上場申請ブームが起きたが、詐欺や価格操作のリスクを指摘し、上場を一切認めなかった。今回も米運用会社ヴァンエックの申請したビットコインETFについて、上場可否の最終判断を6月に延期すると発表した。
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