講談師の神田伯山(42)が第45回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』の学術・文化部門を受賞。3日に都内で行われた授賞式に出席した。
講談師の神田伯山(42)が第45回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』の学術・文化部門を受賞。3日に都内で行われた授賞式に出席した。 選考理由は「講談の魅力を世に広め、育ててくれた師匠への恩を片時も忘れず弟子の指導にあたり、早逝した父への想いや妻や子に成長させてもらっているという感動を大切にする『恩送り』のベスト・ファーザーです」という内容だった。
伯山は壇上で「素直にうれしいです。 これはカミさんに1番に感謝をしたいと思います。 公私共に私を支えてくれていますので」と感謝した。 そして「本業の講談とか、ラジオで僕に一切、賞をくれない。
ずっとすねていたんですけど、ようやく『ベスト・ファーザー賞』が来た。 こんなにうれしいことはない」とニヤリとした。 そして、師匠・神田松鯉に対しても「私にとってのベスト・ファーザー。 人格者で講談の技量も抜群で今では人間国宝です。
私の理想的な父の像を身近で経験させていただいた。 今でも背中は追いきれないですけど師匠が身近にいらっしゃったからこそ取れた賞。 師匠にも感謝を申し上げたい」と伝えていた。 また、明日6月4日は伯山の43歳の誕生日。
壇上で伝えられると会場からは温かい拍手が贈られた。 伯山は「私は小さいころに親父が42歳で亡くなっているんです。 そのころ私は10歳でした。 よく親類の人に『お父さんよりも長生きしてね』と言われてまして。
今は父と同じ年齢で、子どもも小さく『この状態で父は亡くなってしまったんだ』と父の無念を感じる。 どこかで私も42歳で死んでしまうのではないか、という思いもあった。 こんなステキな『ベスト・ファーザー賞』をいただいて、明日43歳になれる。 父の年齢を超えることができる。
こんな幸せなことがあるんだ、と。 私にとって励みになる賞で、記念すべき賞になりました」と喜びをかみ締めていた。 同賞は6月第3日曜日の「父の日」を記念し、父親への感謝を“黄色いリボン”で表す行事として1982年から開催。 今年は、政治・経済部門を山口祥義氏(佐賀県知事)、学術・文化部門を神田伯山(講談師)、芸能部門を吉田鋼太郎(俳優)、澤部佑(芸人)、スポーツ部門を福澤達哉(元バレーボール日本代表)、特別賞を黄色い帽子のおじさん(『おさるのジョージ』登場キャラクター)が受賞した。
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