「産業用大麻を食べた牛、乳に高濃度のTHC 独研究 」 乳牛10頭に産業用大麻(ヘンプ)を与えたところ、行動に変化が生じ、消費者にとってリスクとなる水準の大…… #ForbesJAPANWeb
THC含有量が低い産業用大麻はマリフアナ(乾燥大麻)と異なり、欧米諸国で合法とされている。欧州連合(EU)では今年から、栽培を許可する産業用大麻のTHC含有率が0.3%に引き上げられた。米国は18年、産業用大麻の栽培を全国規模で合法化した。だが一部のEU諸国は、食品のTHC含有量に制限を設定。米国では、微量のTHCを含む食品の販売も連邦法で禁じられている。
飼料切り替えの最初の「適応」段階では、アイボリーの大麻草全体を使いTHC含有量を少なくした干し草を牛に与えた。次の「暴露」段階では、フィノーラの花と葉、種のみを使いTHC含有量を増やした牧草を与えた。牛は、暴露段階のTHC摂取量を低くしたグループと高くしたグループの二つに分けられた。 中には、歩行が慎重かつ時に不安定となったり、普段より長く立ったり、異常な姿勢を取ったりする牛もいた。さらに暴露段階では、牛が食べる餌の量と生産する牛乳の量が減少。牛が摂取したTHCの量は、人間が向精神性作用を得るために必要な量の最大86倍だったとことから、こうした影響が出たとみられる。
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