渋野2日ぶり会見「周りにどう言われても関係ない」 LPGA golf
32位で出た渋野日向子(22=サントリー)は、4バーディー、1ボギーの69で回り、3つ伸ばして通算4アンダー、212でホールアウトした。15位だった。
前日27日の第2ラウンドは、17、18番の上がり2ホールで、プロ初の連続ダブルボギーをたたいた。ホールアウト後、テレビの中継局インタビューには答えたが、記者会見の要請は断り、大会事務局を通じてコメントを発表するにとどまっていた。2日ぶりの会見では「(出だしの)10番でバーディーを取れたので、そこからはすごく流れも良くて、途中(降雨で)、中断はありましたけど、切らさず最後までプレーできたので、頑張ったなと思っています」と、納得の表情で振り返った。 前日のホールアウト後は「自分が納得いくまで練習したいなと思って、少し長めに練習しました」と、ショット、アプローチ、パットとあらゆる練習を行った。雨風でスコアを落とす選手が多い中で3つ伸ばし「結局、風があろうがなかろうが、スコアが出る時は出る、ダボ(ダブルボギー)を打つ時は打つ。結果に対して、あまり強い感情を持たないようにしたいなと思いました」と、引きずることなくプレーしていた。
今年からウエッジを従来の2倍の4本にして試合に臨み、特に100ヤード以内のアプローチを重視している。そのスタイルに、SNSなどでも批判の声も届いている様子をにじませたが「今やっていることに対して全く不安はないですし、周りにどうこう言われようが私は何も関係ない。いろんな意見があると思いますが、私は、私が決めたことを最後までやり切りたいと思っているので、まだまだ始めたばかりですが、それが今までちゃんと、やり切れているなと個人的には思っている。それを日本でも米国でも、どんな場所でも自分の意思を貫いて、最後までやり遂げたいなと(今年)4試合終わって、今は思いますね」と、堂々と話した。 次戦はメジャーのANAインスピレーション(4月1日開幕、米カリフォルニア州)に出場する。今大会が渡米前の国内ツアーとしては最後だった。ファンに向けては「皆さんに、いろんな感情を持たせられるようなことができたらうれしい」と話し、米ツアーでの健闘を誓った。
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